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突発性難聴になったら1週間以内に病院へ!【耳の病気シリーズ】

聴覚障害になると困ること 耳の病気

難聴にも色々な種類がありますが、今回は突発性難聴をご紹介します。前日は何とも無かったのに、朝起きたら片耳が聞こえなくなるという恐ろしい症状。聞こえなくなる理由や治療法、もしなってしまったらやらない方が良い事などをまとめました。

突発性難聴とは何だろう?

難聴の中でも多いのが、突発性難聴です。とは言っても、突発性難聴が何なのか分からない方も多いでしょう。まずはこちらを読んで、突発性難聴について知識を付けてください。

ある日いきなり耳の聞こえが悪くなる突発性難聴

聴覚障害になると困ること

突発性と付いているように、ある日朝起きたら片耳の聞こえが悪くなるのが突発性難聴です。片耳のみがほとんどで、両耳とも起こるケースはまれ。耳が詰まった感じ(耳閉感)があり、耳鳴り・めまい・吐き気・音が響くなどの症状も伴うことがあります。

ただし、めまいを繰り返すメニエール病とは違い、めまいは1回のみがほとんど。単純に音が聞き取りにくくなる他に、周波数が高い音だけ聞き取りにくくなるといった分かりにくい症状で、突発性難聴だと気づきにくいケースもあります。

耳の奥にある有毛細胞が損傷するのが原因

突発性難聴は何らかの理由で、耳の中にある「有毛細胞」が損傷してしまうのが原因です。耳の奥には蝸牛というかたつむりのような形をした器官があり、蝸牛の内部にあるのが有毛細胞。

有毛細胞は空気の振動である音を電気信号に変換し、聴神経を通れるようにする役割を持っています。もし損傷してしまうと、上手に電気信号に変換できなくなるので音が途中で止まってしまい、聞き取りにくくなります。

ちなみに、なぜ損傷するかは詳しくは分かっておらず、有毛細胞に血液を送っている血管に障害が起きたり、ウイルスに感染したためではないかと言われています。

原因が似ているヘッドホン難聴は徐々に聞こえが悪くなる

同じく有毛細胞が損傷して難聴になる症状に、ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)があります。専門的には騒音性難聴や音響性難聴と呼ばれていて、ヘッドホンやイヤホンで音楽を大きな音で聞き続けていたり、大きな騒音がある工場や工事現場に長時間いると有毛細胞が傷ついて損傷するのが原因です。

突発性難聴と違ってヘッドホン難聴は、徐々に聞こえが悪くなります。どちらにせよ、症状が進めば難聴になってしまうので、聞こえにおかしい所があったらすぐ病院に行きましょう。

どんな人が掛かりやすい?

突発性難聴は、働き盛りの40~60代に多い病気です。ただ、近年では若い人の間にも増加している傾向があるため、気を付けましょう。ストレスや睡眠不足も原因だと言われているので、日ごろ激務でストレスを溜めている方は要注意。

また、糖尿病になっている方は血糖値の上昇によって有毛細胞が損傷するため、なっていない方より突発性難聴になりやすいことが知られています。当てはまる方は日頃から意識して置き、もし聞こえが悪くなったらすぐに耳鼻科を受診してください。

もし発症したら仕事を休んででも耳鼻科に行こう!

もし突発性難聴になってしまったら、どうすれば良いのでしょうか。こちらでは発症したらするべきことや治療法、やらない方が良い事もまとめました。

できるだけすぐに耳鼻科へ。2週間を超えると治療は困難です

もし発症してしまったら、一刻も早く病院へ行きましょう。突発性難聴が治るかどうかは、どれだけ早く治療を開始できるかに掛かっています。発症してから1週間以内に治療を受けた方の内、約40%が完治したというデータがあります。ただし、治療せずに2週間を超えると神経変性が起こってしまい、治療が困難になるので注意してください。

やはりコミュニケーションは、音声に大部分を依存しています。仕事も大切ですが、聴力を失うと日常生活が大変になります。緊急事態ですから、仕事を休んで耳鼻科に行きましょう。

治療は症状にあった薬物療法が基本

突発性難聴の治療は、薬物療法が基本です。副腎皮質ステロイド剤を内服・点滴する他、状況に合わせて血管拡張薬やビタミンB12剤、代謝促進薬などを使う場合も。

治療を施しても十分に回復しない場合は、ステロイドを耳の中に注入するステロイド鼓室内注入療法や密閉タンクに入って気圧を徐々に上げていく高気圧酸素療法なども併用していきます。

突発性難聴になったらやらない方がよいこと

突発性難聴になってしまったら、以下のことは避けましょう。

①大きな音で音楽を流していたり、騒音がある工事現場や工場に行く
②ヘッドホンやイヤホンで音楽を大きな音で聞く
③カフェインが含まれる食品を摂取する
④タバコを吸う・飲酒する
⑤睡眠時間を減らして活動する
⑥ストレスが溜まる行動を取る

そもそも、突発性難聴は蝸牛にある有毛細胞が損傷しているために起きます。①と②は大き過ぎる音が原因で、有毛細胞にダメージを与えてしまうため避けてください。特に①と②はヘッドホン難聴の原因にもなっています。

③のカフェインは神経を興奮させる作用があり有毛細胞も興奮させてしまうので、突発性難聴になったらコーヒーは避けるように言われます。なお、紅茶や緑茶、チョコレートなどカフェインを含む食品は多いので気を付けましょう。

④のタバコは原因が不明なものの、喫煙者は難聴になりやすいことが知られています。理由として確定はしていませんが、タバコに含まれる有害な化学物質が影響するのでは?タバコで動脈硬化が起きて、血液が有毛細胞に届きにくくなるのではないか?と言われています。

⑤と⑥は、突発性難聴になりやすい人の項目でご紹介しました。もしご自宅の前で工事があるなどどうしようもない場合は、医者に相談して入院するといった措置を取ると良いでしょう。

突発性難聴は感音性難聴に分類される

難聴には、伝音性と感音性の2種類があります。突発性難聴は、感音性に分類されます。有毛細胞に損傷が起きているように、感音性だと耳の奥に異常が出ます。そのため、上手に音を電気信号に変換できないので、補聴器で音を大きくしても聞き取りが難しいのが特徴です。

実は管理人も、両耳ともに感音性難聴になっています。聞こえはどんな感じかというと、補聴器を付けた状態なら恐らく相手の声だろうという音はかすかに聞こえます。ところが、何と言っているのか判別できません。

これは、有毛細胞が損傷しているので聴神経に上手く伝えられないためです。ただ突発性難聴の場合は片耳だけ聞こえなくなるケースが多いので、少々不便になるものの正常な方の片耳で聞き取れるでしょう。

ちなみに、伝音性は音の振動を耳の奥に伝えるためのルートに異常があるタイプで、中耳炎や鼓膜損傷などによって起きます。耳の奥が無事なので、補聴器で音を大きくしてあげれば比較的に聞き取ることができます。

まとめ

管理人も聴覚障害者になってずいぶん経ちますが、音が聞こえないということは思ったよりも大変です。突発性難聴はできる限り早く治療を受けることで、完治する可能性がある病気になります。

多分大丈夫だろうと思って受診せず悪化させたケースもありますので、聞こえがおかしいと思ったらすぐ耳鼻科に相談してくださいね!

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