集中力を高めたいなら座禅をしろ!

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心理関係

座禅をしたら集中力が高まり勉強できるようになった

管理人は小さい頃から気移りしやすい性格で、集中力が続かない悩みがありました。

学生時代の勉強も集中力の無さが原因で続きにくく、何度も中断しながらやっていたので段々と嫌に…。

そこで集中力はどうすれば高められるんだろう?と思い、様々な本を読んでみました。

ところが、これをやれば集中力を高められる!といったタイトルの本は、大半が時間を区切ったり周りに余計な物を置かないといった小手先のテクニックばかりです。

何か集中力を高めるトレーニングはないのかと探したところ、ある本で「仏教では悟るために座禅といった瞑想で集中力を高める修行する」という文を見つけました。

これだ!と思い座禅のやり方を調べてトレーニングしてみると、今まで何だったんだろうと言うくらい集中力が高まる…!

勉強は正直に言って苦手でしたが、集中力が高まったおかげで大学にも無事合格できました。

座禅は自宅で座るだけと簡単なので、皆さんもぜひやってみてくださいね!

なぜ座禅をすることで集中力が高まるの?

座禅を繰り返すと、集中力に必要な次の2つの能力を高めることが出来るからです。

  1. 何かにずっと意識を集中し続ける力
  2. 全然関係のない事を考え出しても、すぐに気づいて囚われることなく集中に戻れる力

まず集中力とは、勉強や仕事といった何らかの行為に意識を集中させる力のことです。

つまり、勉強をやっているなら読んでいる本や覚えるべきことだけを意識し、関係のないことはシャットダウンすることになります。

ところが、管理人もそうですが集中力の無い人って、意識があっちこっちに飛んでしまうので集中が続きません。

勉強している時に、読んでいた漫画のシーンが浮かんで続きが気になってしまう、人とちょっとしたトラブルがあったのを思い出してどうすれば良いのか考えてしまう…。

頭から振り払おうとしても余計に浮かんで、結局は勉強から意識が離れてもう集中できません。

座禅は主に「呼吸」という単調な生理現象に意識を集中させ、決めた時間まで観察を繰り返すメンタルトレーニングです。

この単調な作業を繰り返すことで、意識をある行為に集中させる力が育ちます。

生きている人間は、どうやっても雑念から逃れられません。つまり、勉強しているのに、全然関係のないことが浮かんでくるのは当然のことなのです。

じゃあ、どうしたら良いのか…?

座禅では雑念が浮かぶのは当然の事なので、座禅中にもし浮かんで来たら否定したり抑圧するのではなく放っておき呼吸の観察に戻れと言います。

雑念を否定や抑圧せずただ放置することを繰り返すと、次第にあれほど邪魔だった雑念が気にならなくなり、簡単にスルーできるようになります。

そうなれば、勉強や仕事中に全然関係のないことを考え出しても、スルーして勉強や仕事にすぐ戻れますね。

このように、座禅を繰り返すと勉強や仕事に前よりも意識をしっかり注げるようになり、関係のない雑念が浮かんでもスルーしてすぐ戻れるので集中力が高まる訳です。

座禅は単なるメンタルトレーニング

座禅といった瞑想をやりましょうと言うと、怪しい宗教的儀式だと思われ引かれることがあります。

実は瞑想は、医学で行われている心理療法にも取り入れられているメンタルトレーニングです。

集中力の鍛錬目的でやるだけなので、別に仏教に入る必要もありません。

特殊な機械も必要ないのでコストも掛からず、自宅で座るだけと手軽にできるおすすめのメンタルトレーニングです。

管理人が座禅をして実感した効果

 

管理人が座禅を長年やってみて実感した効果は、以下のものがあります

  • 集中力が上がって前より勉強できる時間が増えた
  • 頭がすっきりとして先延ばしすることなく勉強を始められるようになった
  • 行動力がアップした
  • 雑念がわいて来てもスルーできるので落ち着きが出た

座禅を行った直後は、なぜか頭がすっきりとしているので、先延ばしすることなくさっと勉強を始められるようになりました。

以前は、今日は~だからやめておこうかななどと理由を付けて先延ばししていたのですが、それが無くなりました。

また、先延ばしすることがなくなったので、当然ながら行動力もアップ。

座禅中は、どんどん雑念がわいて来るのが普通です。

例えば、何か失敗して怒られたり、人から嫌な事をされたりしたら、後で思い出してイラっとくることがありますね。

わいて来た雑念をスルーしていくうちに、不快なことを思い出しても反応しないようになるので日々落ち着いて行動できるようになりました。

座禅をさっそくやってみよう!

自宅で座るのに適した場所を見つけて、さっそく座禅をやってみましょう。

ちなみに、人があまり来ず、極端に暑いとか寒いといった事がない静かな場所が適しています。

準備するものは座布団とスマホだけで良い

準備するものは、座布団と時間を知らせるためのスマホかキッチンタイマーだけです。座布団は、二つ折りにしてお尻の下に敷いて、姿勢を安定させるために使います。

座布団がない場合はクッションでも良いですが、あまり柔らかすぎると姿勢が崩れるので、布団を折りたたんで使うと良いでしょう。

お寺では「REEHUT 瞑想用クッション 座蒲クッション ヨガ座布団ヒーリング・マインドフルネス フロアクッション 大きい 丸型 シンプル (33 x 11.5cm)」といった円柱型になっている座禅用クッションを使います。

ちなみに管理人は、座り心地が良いので「IKSTAR 第四世代 ヘルスケア座布団 低反発クッション ブラック」を愛用しています。

座禅の座り方は背筋をしっかり伸ばすのがポイント

座禅中の座り方は、基本的に結跏趺坐と半跏趺坐のどちらかで行います。

まず胡坐をかいてから、右足を反対側の左足のももに載せてください。この状態が半跏趺坐です。

左足の方も反対側の右足のももに載せると、結跏趺坐になります。

体が硬い方は無理にやると関節を傷めてしまうため、まず半跏趺坐に挑戦してから結跏趺坐ができるかどうか試してくださいね。

半跏趺坐も無理な場合は胡坐か正座で行い、床に座ることに慣れていない外国人や足が不自由な方は椅子に座って行っても構いません。

目は半眼といって半分だけ開けて、斜め下の床あたりを見るようにしてください。

座り方が分かったら、次に手の置き方を学びましょう。

左右の指の部分を重ねて、親指だけくっつけると法界定印という形になります。

この法界定印を、足の付け根部分に置くだけです。

それでは、座り方と手の置き方を同時にやってみましょう。

姿勢は背筋を、ピンと伸ばしてくださいね。
ただし、あまり伸ばし過ぎてのけぞるような形になると、肺を圧迫して呼吸が少し苦しくなるので伸ばし過ぎには注意です。

初めに欠気一息と左右揺振をやって安定させる

座禅の姿勢が取れるようになったら、欠気一息といって鼻から息を大きく吸い込み、口からゆっくりと吐きます。

欠気一息は、1回でも良いですが落ち着きがない時は数回やると効果的です。

落ち着いたら後は、鼻から息を吸う・吐くようにします。

続いて、左右揺振を行います。

文字通りに体を左右に揺らし、自然に止まるところを探します。
左右が終わったら今度は、前後に揺らして同様にしてくださいね。

左右揺振をやっていないと、本人は真っすぐな姿勢のつもりでも、斜めになっている場合があります。

数息観をやって集中力を鍛えよう

座禅にも、宗派によって色々なやり方があります。ここでは、数息観という方法をやってみましょう。

数息観は、吸う・吐くの一呼吸ごとに1から10まで数えて、10になったらまた1から数えていくというもの。

具体的なやり方は、吐く方を開始地点として吸ったら1つ数えます。

この際に、1ならイチと発音しますが、イを吐いている時に頭の中で言い、後ろのチを吸っている時に発音するとやりやすくなります。

つまり、まず息をゆっくり長めに吐き、頭の中で「イーーー」と言う。次に息を吸う時に、「チーーー」と頭の中で言う感じです。

簡単そうに見えて意外と難しく、数えていると今いくつか分からなくなったり、10で1に戻るはずが11・12…と数えてしまったという方もいます。

でも、この難しさが集中力の鍛錬に良いんでしょうね。

今の数が分からなくなったり数え過ぎたりしたら、失敗だ!などと考えずに1から数えるのに戻ってください。

最初は1回1分や3分など短めを繰り返すと上達が早い

座禅をやる時間ですが、最初は1回1分や3分で構いません。短いですがその代わりに、何度も繰り返してください。

というのも、いきなり10分や20分とやると出来ずに、挫折してしまう方が多いからです。

短くても何度も繰り返すことで、体が座禅のやり方を覚えるため上達が早くなりますよ!

座禅中の雑念はどうやって対処すれば良い?

座禅中に全然関係ないことを考え出したり、思い浮かんだりするのは普通のことです。

考えたり思い浮かん出ることに気づいた時点で、頭の中で雑念と言って数息観に戻りましょう。

座禅はこういった雑念を、スルーする力を鍛える役割もあります。

ある本では雑念の取り扱い方を、「知っている人が前から歩いて来てすれ違う時に、会釈だけする感じ」と説明していました。

会釈だけではなく話し込んでしまう=雑念に反応してしまうということですね。

なお、もし雑念に反応してしまっても、失敗だ!などとネガティブにとらえる必要はありません。

反応していることに気づいた時点で、数息観に戻るだけで大丈夫です。

もし座禅をやってイライラしたり不安になったりしたら…

一人で座禅することは、野狐禅といって悪い事だと言われています。理由は、問題が起きたときに、どうすれば良いのか一人だと分からず深みにはまってしまうから。

でも座禅をしているとどんな問題が起きて、どうすれば良いのか知っていれば大丈夫です。

座禅をやったら日常で音がうるさく感じてイライラする

座禅をやっていると、日常で音がうるさく感じてしまいイライラすることがあります。それで、ついつい、うるさい!と誰かに怒鳴ってしまう…。

音がうるさく感じる原因は、座禅中の静寂さに慣れてしまったからです。

座禅にある程度、習熟してくると、周囲の音が気にならなくなり静寂さを感じるようになります。

ところが、座禅が終わると座禅中の静かさと比べてしまい、通常よりも音がうるさく感じてイライラする訳です。

対処法は座禅中の雑念への対応と同じように、音を聞いてイライラしている思考に反応するのではなく、会釈するようにスルーしてください。

嫌な記憶が次々と浮かんで来て来てイライラする

座禅をやった後に、嫌な記憶が次々と浮かんで来てイライラするというケースがあります。

特に、過去にいじめや虐待など辛い出来事があった方に起こる現象です。

これは、座禅をすることで、普段は気付かなかったことが分かるようになるのが原因になります。

つまり、普段は辛いことなので意識しないようにしていた記憶などが、座禅をすることで意識が鋭敏になって見えるようになった状態。

対処法としてはまず、記憶や思考に良い・悪いの区別はない事を理解してください。

過去を思い出したり何か考えてしまうのは誰でもあることで、そういう風に脳が作られているからです。

 

何も考えないし思い出したりしないのは、死んでしまった人だけです。

あの時は辛かった・ああなっていれば良かったのに…といった思いが浮かんで来たら、認めてあげて、後は分析もせず会釈するようにスルーします。

逆にこういった思いがあるのに認めずに抑圧してしまうと、体に不調が出る場合があります。

何となく不安になることが増えてしまった

 

座禅をすると落ち着くとは逆に、何となく不安になることが増えてしまったという方がいます。

 

不安になるのは座禅をすることで精神が鋭敏になって、色々なことに気づくようになったためです。

例えば、普段は相手の様子なんてしっかり確認しない方でも、座禅をすると相手の表情がよく見えるようになります。

そこで、相手がイライラしているように見えたら、自分に何か不満があるのだろうか…?などと考えてしまう。

つまり、今までは気づかなかったことが気づくようになったので、いちいち考え込んでしまうため不安になっているだけです。

対処は、気づいても雑念に対応するようにスルーする。また、身近な人が明らかにイライラしていたり、不安がっている場合は何があったのか聞いてみましょう。

場合によっては相手の方が何か辛い出来事に巻き込まれていて、あなたが聞いてあげることで救えるかもしれませんよ。

まとめ

座禅は何か器具を購入する必要もなく、自宅で座るだけと手軽に行えるトレーニングです。

手軽ではあるものの、管理人がやってみたところ効果は抜群でした。

頭がすっきりする効果は最初の座禅から感じ、2~3週間も続ければ集中力が高まったことを実感するでしょう。

自分は集中力がないと嘆いていた方は、ぜひ座禅をやって集中力を手に入れてくださいね!

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