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聴覚障害で先生の声が聞こえないと悩むならタブレットmimiを使おう

コミュニケーション方法

この記事を書いている人は、聴覚障害者です。

聴覚障害者の子どもが苦労することの一つに、「学校で先生の声が聞こえないこと」があります。

管理人も子どもの頃から両耳とも重度の感音性難聴で、はっきり言って補聴器を付けても相手の声を聞き取ることはできません。

学校は小・中・高とも普通のところに通っていましたが、先生の声が聞こえないので授業は本当に苦痛でした。聞こえないから教科書ばかり読んでいると、「先生の方を見なさい!」と怒られる…。

聞こえないからどうしても授業の理解度は低くなり、あとで自習して補わなければいけないと本当に大変でした。

このような「先生の声が聞こえない」という切実な問題ですが、実は現在(2021年)では「タブレットmimi」という機器を使うことで簡単に解決することができるようになっています!

「先生の声が聞こえない」に対する現実的な解決策はタブレットmimi

「先生の声が聞こえない」という悩みに対して、手話を覚えれば?という人もいます。しかし、手話は外国語を1つマスターするのと同じくらい労力が掛かるので、ただでさえ忙しい先生たちに求めるべきではないでしょう。

現実的な解決策は、ソースネクスト社から販売されている「タブレットmimi」を使用すること。

声が聞き取れないなら、相手の声を目で見える形に可視化すればいいんです。それを可能とするのが、タブレットmimiとなります。

タブレットmimiと専用クレードル

このタブレットmimiはAI(人工知能)により、相手の声を読み取ってなんと言っているのか表示してくれます。

タブレットmimiの文字サイズ最大

上の画像に文字が表示されていますが、これは手で入力したのではなく声を可視化したものです。

つまり、机を一番前にしてもらって、机の上にタブレットmimiを置いておく。そうすれば、先生が喋ったことがすぐにディスプレイ上にどんどん表示されていきます。

これなら先生の声が聞こえなくても、目で見て分かるので授業の理解度が格段に上がりますよ!

実際に教育機関や老人ホームなどでもタブレットmimiを導入し、耳が聞こえない人とのコミュニケーションが取りやすくなったと好評になっています。

タブレットmimiとはどういうものなの?

ソースネクスト社から販売されているタブレットmimiは、据え置き型の音声入力デバイスです。

タブレットmimiを持ち上げたところ

上の画像がタブレットmimiで、立てておく+充電ができる白いクレードルも付属しています。

スイッチを入れたら後はなにも操作する必要がなく、周囲の声を拾ってどんどん文字に。

できることは音声を文字に変換して表示するだけと、とてもシンプルです。

そのままでも見やすいですが、文字をさらに大きく表示することができるため視力が悪い人でも大丈夫。

ちなみに、英語で喋る→英語で表示もできるため、英語の授業でも使用できますよ。ただし、英語で喋る→日本語で表示といった翻訳はできません。

なお、過去記事でタブレットmimiのより詳細なレビュー記事があります。もし興味があれば下のリンクより飛べるので合わせてご覧ください。

※過去記事へのリンク 「【レビュー記事】タブレットmimiを使えば聴覚障害者でも安心して会議に出れる!」へ移動する

タブレットmimiとポケトークmimiどちらがおすすめ?

ポケトークmimiとタブレットmimiを並べる

ソースネクストからは、「タブレットmimi」だけでなく「ポケトークmimi」というAI筆談機も販売されています。(※上の画像の左のスマホのようなものがポケトークmimi)

どちらを買えば良いのか迷いそうですが、学校の授業で使うならタブレットmimiがおすすめです。正直に言えばおすすめと言うよりも、学校の授業ならタブレットmimiしか選択肢がありません。

ポケトークmimi標準文字サイズ

上の画像がポケトークmimiで、持ち運びを想定した小型の音声入力デバイスです。

タブレットmimiとの違いとして、ポケトークmimiはスイッチを入れるだけではダメで音声を文字にするには下の方に付いている丸いボタンを押しながら喋る必要があります。

このボタンを押しながら喋る仕様が結構不便で、ポケトークmimiだと先生にとっても負担になってしまいます。ですので、学校の授業で使うという目的なら、タブレットmimi一択でしょう。

ただし、ポケトークmimiがダメという訳ではなく、お出かけの際に店員などと会話するときはポケトークmimiがとても便利です。まあ、用途によって向き不向きがあるという感じですね。

なお、下のリンクから飛べる過去記事で、タブレットmimiとポケトークmimiの比較レビューを行っているので興味があればご覧ください。

※過去記事へのリンク 「【比較レビュー】ポケトークmimiとタブレットmimiならどちらが良い?」へ移動する

学校で使うならスマホよりタブレットmimiを選ぼう

タブレットmimiで音声を文字に変換

実はスマホや普通のタブレットに無料の音声入力アプリを入れることで、タブレットmimiに近いことができます。

じゃあ、スマホでいいんじゃないの?と言うかもしれません。しかし、学校側としてはタブレットmimiの方が助かるので、スマホよりもタブレットmimiにした方が無難です。

というも、スマホや普通のタブレットだと、他にも色々とできてしまうのが問題になるからです。

例えば、ネットサーフィンやゲームなど。

さすがに授業中はやらないでしょうけど、休み時間についついやってしまう…という子もいるでしょう。本人がやらなくても、クラスの子から貸してと言われて勝手にインストールされるというパターンも考えられます。

なにより、学校によっては校則でスマホが禁止か持ってきてもいいけど朝に没収して帰る時に返しますという所もあります。そういったところだと、例え特例で許可が得られても不公平感からいじめに繋がる可能性もありますね。

タブレットmimiはネットに繋がってはいますが、ネットサーフィンやゲームなどはできません。ただ周囲の声を拾って、文字として画面に表示するだけです。

このようにシンプルで余計なことができないため学校側も許可しやすいので、導入するならタブレットmimiがおすすめです。

タブレットmimiを使うなら注意するべき点

タブレットmimiを使うなら、いくつか注意するべき点があります。その注意点を、以下のリストにまとめました。

  1. 複数の人が同時に喋ると、機械も混乱して正しく表示できない
  2. 機器から離れすぎるとマイクが声を拾えず入力されない
  3. 方言には対応されておらず、訛りが強い人だと正しく表示されない
  4. 専門用語や地名など特殊な言葉は表示されにくい
  5. スマホなどと同じで電波が入らないところでは使用不可
  6. ネット通信費は2年間無料だけどその後は有料になる

まとめると上のように6つの注意点があるので、それぞれ解説していきますね。

まず、複数の人が同時に喋ってしまうと、人だけでなくタブレットmimiも混乱してしまい正しく表示ができません。ただ、この点においては、授業では先生が一人で喋るのが普通なので大丈夫でしょう。

複数の人が喋るような機会、例えばディベートのような時には注意してください。

機器から離れすぎても、相手の声をマイクで拾えないので表示されません。ですから、席順は先生にお願いして前にしてもらいましょう。

特に重要な点ですが、タブレットmimiは基本的に標準語で話した場合を前提で作られており、方言は対応されていないため訛りが強い人だと表示がおかしくなります。

もし訛りが異様に強い先生だった場合は、まず正常に表示されないので諦めてください。というか、このケースだと健聴者の生徒の方も、訛りが強すぎて何言っているのか分からないと思います…。

タブレットmimiに限らず音声入力は、音声を分析→結果に近い言葉を用意されたリストから選ぶとなっています。ところが、言葉を選ぶ際のリストに専門用語などは無い時が多く、そういった特殊な用語は正しく表示されないことがほとんどです。

地名などもそうですので、この点は先に先生に伝えておき教科書などで補ってください。

タブレットmimiはクラウド上の音声分析をするAIとやり取りが必要なので、常にネットに接続されている必要があります。ネットへの接続はスマホと同じなので、電波が届かないところでは使用できません。

最後にタブレットmimi・ポケトークmimi共通ですが、ネットへの接続は2年間無料になっています。しかし、無料期間が終わると、月額1100円(税込み)で延長が必要になります。

なお、延長しないとネット接続ができない=音声を文字に変換できないなので、まったく使えなくなってしまいます。

タブレットmimiはどこで購入できるの?

タブレットmimiやポケトークmimiは、ソースネクスト公式ショップのほか、Amazonや楽天などでも購入することが可能です。

ただ、タブレットmimiを購入するなら、レンタルもできる公式ショップがおすすめ。

AIボイス筆談機「タブレットmimi」

上のリンクより、公式ショップへ飛ぶことができるのでご活用ください。

Amazonや楽天などネットショップで買う場合も、下のリンクから各ショップのページへ飛ぶことができます。

なお、公式ショップ以外で購入する際の注意点として、販売元が公式のソースネクストになっているかチェックしてください。

こちらでもソースネクスト社とは関係ないお店が、タブレットmimiをかなり割高で販売しているケースを確認しています。

そういった悪質な販売店を避けるためにも、公式ショップで買うのが一番安全だと思います。

まとめ

タブレットmimiを実際に使用してみて思ったのは、「学生時代にこれがあればもっと楽だったのになあ……」でした。

スイッチさえ入れて置いておけば、後は喋った言葉がどんどん文字になる。しかも、1文を表示するのに2~3秒ほどです。

ちょっとした誤字はありましたが、全然気にせずに使えるレベルなので驚きました。値段は3万円台とかなり高めですが、聴覚障害者の暮らしががらっと良い方に変わるので損はありません。

私と同じで先生の声が聞こえずに困っているなら、ぜひタブレットmimiを導入してみてくださいね。今まで苦痛でしかなかった授業が、楽しくなりますよ!

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