パイ皿の代用品は金属製のものなら大体使える

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料理のコツ

パイ皿の代用は何が使える?

パイ作りにチャレンジしたいけど、パイ皿が無いから他の物で代用できるかな…?

ある日、調理が趣味の管理人は思いました。

そこで色々な物を試してみたところ、向いていない・向いているが判明。

今すぐに答えが知りたい方に向けて最初に言っておくと、金属製のものでオーブンに入れられるなら大体は代用できます。

陶器製の大きな皿は熱が伝わりにくいので代用は無理

初めにたまたま目についた、大きな陶器製の皿で挑戦してみました。

焼く前は「丸くてサイズも大きく深さもそこまでないので、パイ皿の代用にぴったりでは?」と思っていたのですが…。

陶器製の皿で焼いてみると上の方はしっかりと焼けて層が出来ているものの、底の方が全然ダメ。

底の方はただの分厚いクレープといった感じで、しかも熱が通らなかったのかちょっと生焼けのような状態です。

調べてみると陶器は熱が伝わりにくいので、高温で一気に焼くパイ作りには向いてません。

温度が低すぎるとバターが溶け出してしまい、ちゃんと層にならないそうです。

そのため、パイ皿の代用品を探すときは、陶器製の皿は避けましょう。

金属製バットで長方形のパイが焼ける

続いて試してみたのが、画像のようなステンレスで出来たバットです。

パイ生地を伸ばしたらバターか油を塗ったバットの底に敷き詰め、フィリングを載せてから上からパイ生地を被せて焼くだけ。

ステンレスは金属の中でも熱が伝わりにくいので心配でしたが、問題なく焼けました。

ステンレス製のパイ皿もあるので、金属製なら大体焼けるようですね。

アップルパイなら丸い形が一般的ですが、長方形型でもなかなかキレイで良いですよ。

ケーキ型でもパイは焼ける

管理人の家にはパイ皿は無いのですが、一時期ケーキ作りにはまっていたこともありケーキ型はあります。

やってみたところ、ケーキ型でもキレイな丸いパイが焼けました。

パイ生地を伸ばしたらケーキ型を押し付けて、型抜きをします。

型抜きは通常は型を押し当てながら包丁やナイフで切るのですが、ケーキ型だと押し付けるだけで丸く切れるため簡単です。

ケーキ型にバターか油を塗って、剥がれやすくしておくのを忘れずに。

型紙は必要ありません。

型抜きした丸いパイ生地を底に敷いて、フィリングを載せてからパイ生地を被せればOK。

ちなみに、底が抜けるタイプのケーキ型なら簡単に取り出せますが、抜けないタイプはかなり取り出しにくいので注意してください。

もし底が抜けないタイプで作りたい場合は、クッキングシートを敷いて取り出しやすくすると◎です。

実は型がなくてもパイを焼くことができる!

今までパイ皿の代用品をご紹介してきましたが、そもそも型を使わずにパイを焼くことができます。

パイ生地を好きに成型してから、オーブンの天板に載せて焼くだけでOK。

具体的なやり方は、例えば丸いアップルパイを作るならパイ生地を伸ばしてから丸い皿などで型抜きします。

型抜きした生地にリンゴのフィリングを載せて、その上にパイ生地を載せて加熱してあるオーブンに入れるだけです。

天板も金属なので熱を通しやすく、予熱さえちゃんとすればキレイに焼けますよ。

もしパイ皿を購入するならおすすめはアルミ製

ここまでパイ皿の代用品をご紹介してきましたが、もしパイ皿を購入するならどれを購入すれば良いのでしょうか?

管理人がおすすめするのは、アルミ製のパイ皿です。

EBM アルミ パイ皿 φ232 大(クリックでAmazonに飛びます)のようなやつですね。

柔らかいので落とさないように注意が必要ですが、熱伝導率が高く錆びにくいのでメンテナンスが楽と多くのメリットがあります。

もし熱伝導率の高さだけに注目すれば、銅製のパイ皿が一番になると思います。

ところが、銅は緑青(ろくしょう)という青い錆が発生するなどあるので、メンテナンスが必要です。

これが結構大変で、数ヶ月後には錆びて使い物にならなくなってしまった…というパターンが大半になります。

アルミ製なら、メンテナンスは汚れを落として水気をしっかり拭き取るだけと簡単なので手間が省けます。

まとめ

パイ皿の代用品を、ご紹介しました。

正直に言えば、パイ皿が無くても成型してオーブンの天板に置いて焼くだけで十分です。

パイ皿を使うメリットは、見た目がキレイになること。

どんな感じに作りたいのかによって、パイ皿を用意したり代用品を使ったりすると良いでしょう。

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