聴覚障害でも朝すっきりと起きる方法は振動と光の併用がベスト!

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聴覚障害者

聴覚障害になると、朝が本当に大変になりますよね。

寝ている時は補聴器を付けられませんし、一般的な目覚まし時計のブザー音が聞こえないので使えません。

管理人も聴覚障害になってからは、目覚まし時計が使えないことから寝坊してしまうこともしばしばありました……。

ただし、現在では朝起きる方法が分かり、時間通りに起きることができるようになっています。

管理人は、両耳とも100dBの重度の感音性難聴で補聴器なしだと何も聞こえません。それでも、何とか暮らしを快適にしていこうと思考錯誤してきました。

この記事を読めば聴覚障害があっても時間通りに朝起きる方法が分かるだけでなく、何となく目覚めがすっきりしない問題も解消できる可能性があります。

スマートウォッチに加えて、窓から差し込む光や光で起こす時計を併用することで朝すっきりと起きられるようになりますよ!

聴覚障害でも朝起きる方法は「スマートウォッチ」と「光を活用」

寝ている間は補聴器が使えないため、症状が重めの聴覚障害者は一般的な目覚まし時計はブザー音が聞き取れないので使用できません。

じゃあ、どうやって起きるのかというと、管理人も利用していますが以下の2点を使って起きます。

①スマートウォッチを使って振動で起こしてもらう

②窓から差し込む光や光で起こしてくれる目覚まし時計を使う

基本的には、スマートウォッチと光で起きる方法の2つを組み合わせる方法がおすすめです。

なぜかというと、スマートウォッチだけで起きるより光で起きる方がすっきりと起きられるため。

ただし、光だけで起きる方法は起きれない不安もあるので、スマートウォッチも併用することで時間通りに目覚めることができるでしょう。

続いては、スマートウォッチと光で起きる方法の詳細です。

聴覚障害者ならスマートウォッチをひとつは持っておこう!

いきなりですが聴覚障害者なら、スマートウォッチをひとつは持っておくことをおすすめします。

なぜなら聴覚障害者にとってスマートウォッチは、以下のリストのように多数のメリットがあるからです。

聴覚障害者がスマートウォッチを持つメリット

  1. 時間になると振動するので、目覚まし時計の代わりになる
  2. 設定した時間に振動する設定にして、スケジュール管理にも使える
  3. カウントダウンタイマーでポモドーロテクニックが使える
  4. スマホの着信やアプリからのお知らせなどを振動で知らせてくれる
  5. 心拍数や睡眠計、ストレスなどチェックして、体調の管理に役立つ
  6. 低価格なので導入しやすい
  7. 小型で腕に装着するだけと気軽に使える
  8. 持ち運ぶ手間がないので、旅行先でも気軽に持っていける

スマートウォッチは、ブザー音だけではなく振動でもお知らせしてくれる機能が付いています。

だから、タイマーセットで目覚まし代わりやスケジュール管理、カウントダウンタイマーによるポモドーロテクニックなんて用途もこなせます。

振動して起こしてくれる目覚まし時計も販売されていますが、寝相が悪い人だとベッドの外に落としてしまって気づかないケースがあります。

しかし、スマートウォッチは腕に巻いた状態で使うので、落とすことがなく振動が直に伝わり確実に起きることができます。

スマホとの通信により着信やアプリからのお知らせがあれば、スマートウォッチが震えて知らせてくれる便利な機能もあります。

これだけの機能が付いて、低価格モデルなら5000円前後で購入が可能。

聴覚障害者向けの振動する目覚まし時計は、振動する部分が原因で大きくどうしてもかさばる問題があります。しかし、スマートウォッチなら腕に装着するだけですから持ち運ぶ手間がなく、旅行先でも気軽に持っていけますね。

これだけのメリットがあるので、管理人は以前は振動型の目覚まし時計を使用していましたが、現在ではスマートウォッチを使用して起きています。

さらに、スマートウォッチは振動で起こしてくれるだけでなく、その他の便利な機能がたくさん付いています。

メーカーごとに微妙に違いますが、例えば睡眠計や歩数計、心拍数など。

特に睡眠計が便利で、「8時間は寝たのになんか眠いな……」と思って睡眠計を見たら6時間しか寝てなかったと客観的に自分の睡眠状況を確認することができます。

なお、最新のMiスマートバンド6なら血中酸素濃度を測定することも可能ですよ。

新型コロナに感染した時に備えて付けておけば、血中酸素濃度が低下したもしもの時もすぐ気づくことができますね。

光を活用するとすっきりと起きられる!

スマートウォッチや振動する目覚まし時計を使うのではなく、光を活用して起きる方法もあります。

具体的にはベッドを窓の近くに設置し、カーテンを開けて寝ます。そうすると、朝になれば光が差し込むので自然に起きられますよ。

この方法のメリットは、朝日を浴びることで体内で「セロトニン」という物質が合成されるためすっきりと起きられること。

そして、もう一つ睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が止まるので眠気が止まることです。

セロトニン=脳に「起きるように」指令を出す物質。朝に光を浴びると分泌する。

メラトニン=夜に暗くなると分泌され眠くなる物質。明るくなると分泌が止まる。

セロトニンが合成されるためには、光が必要になります。これは、光がまぶたを通過して目に入ると信号が出て、脳の縫線核という部分に伝達されることでセロトニンが合成されるからです。

カーテンを開けて寝ると、朝日が目から入ってくるので段々とセロトニンが合成されて活性化するためすっきりと起きられるようになります。

目覚まし時計で強制的に起きたら、頭がぼんやりしていて眠くて仕方ないときがありますよね。

これはまだセロトニンが合成されていないため、頭が覚醒状態になかなか切り替わらないからです。

ただし、カーテンを開けて寝る方法は以下のデメリットがあるので注意しましょう。

①部屋が1階にある場合、窓から覗かれるといった防犯上の危険がある
②日の出は朝5~6時など早朝になるので、夜型の人は睡眠不足になってしまう
③季節によって日の出の時間が変わるため、季節ごとに起きる時間が変化していく
④外に街灯がある場合は、夜に窓から光が入ってくるため睡眠に悪影響が出てしまう

デメリットを解消するには、光目覚まし時計を活用することです。カーテンを閉め切った状態でも、ベッド横にある目覚まし時計が光って起こしてくれますよ。

なお、光だけだと起きられるか不安な方は、スマートウォッチも併用することで確実に起きられるようになります。

スマートウォッチと光目覚まし時計の選び方

ここからは、スマートウォッチと光目覚まし時計の選び方をご紹介します。一般的な選び方ではなく聴覚障害者に向けた選び方になっているので、購入の際は参考にしてください。

スマートウォッチは低価格モデルがおすすめ

目覚まし時計の代わりになる、スマートウォッチの選び方を解説します。

基本的には、XiaomiとHUAWEIの2メーカーのスマートウォッチがコスパ良くおすすめ。

管理人が使用しているのは、数年前に買ったXiaomiの「Miスマートバンド4」。ちなみに、当時3800円ほどで購入できました。

※今は新しい機種である「Miスマートバンド6」が出ているのでご注意ください。最新の6の価格は5000~6000円ほどです。

「どちらのメーカーがおすすめ?」と言われたら、個人的には聴覚障害者ならXiaomiの「Miスマートバンド」の方をおすすめします。

なぜかというとバイブ機能がHUAWEIよりも充実しており、振動の強弱や長さなど細かく設定することができるからです。

「振動が弱すぎて気づかずに寝過ごした……」という時も、設定からより振動の強さを上げて長く振動するようにすれば確実に気づくようになります。

光目覚まし時計は照度が高いモデルを選ぼう

光目覚まし時計を選ぶ時に重要なことが、「どのくらいの強さの光を発することができるのか?」です。

照度はルクスという単位で表現され、数値が大きいほど強い光の意味になります。

実はセロトニンが合成されるためには、「2500ルクスの光を5分以上浴びる」ことが必要です。

ちなみに太陽光は、真夏なら100000ルクスもあり曇りでも10000ルクスはあります。できるだけ照度が高い方が、太陽光に近づくので良いですね。

家庭の蛍光灯だと、だいたい100~200ルクスほど。複数の蛍光灯を設置しているコンビニでも、800~1800ルクスほどしかありません。

では、市販されている光り目覚まし時計のルクスはどのくらいでしょうか?

Amazonでの調査結果

・商品A:最大で300ルクス
・商品B:約2000ルクス
・商品C:500~10000ルクス

意外と、セロトニンの合成が始まる2500ルクスを満たしていない光目覚まし時計が多いですね。

この照度は、ライトからの距離によっても変わるので注意が必要です。もし2000ルクスある光目覚まし時計でも、20~30cmほど離すだけで300ルクス以下になることも。

さすがに顔の横に目覚まし時計を置く訳にはいかないので、ベッド横20cmほど離れた位置でも2500ルクス以上確実にあるものがベストです。

できるだけ照度が高いものが無いか調べたところ、「光目覚ましinti4s」という光目覚まし時計は最大で20000ルクスと市販されている中でも最高クラスでした。

20cmくらい離しても3000ルクス以上とのことなので、セロトニンも問題なく合成される照度です。

高い照度なら冬季うつ病などの光療法に活用できる

秋から冬になると、睡眠時間を確保しても日中やたら眠かったり抑うつ気分がずっと続いたりすることはありませんか?

これは冬季うつ病と呼ばれており、冬場になると日射量が少なることからセロトニンの分泌量が減ってしまう事から起きます。

管理人も数年前から冬になると、日中やたら眠くて無気力になるという症状に悩まされていました。

対策としては、朝起きてから2500~10000ルクスほどの光を浴びること。

浴びる時間は健康な方なら15~30分ほど、本格的に鬱な状態の時は1~2時間です。

光目覚まし時計も2500~10000ルクスあるものなら、光療法に活用することが出来ます。

先ほど紹介したinti4sも最大20000ルクスですから可能で、エナジーライトというスイッチひとつで光る機能があるので光療法でも使用できます。

まとめ

聴覚障害があっても、①振動する目覚まし時計やスマートウォッチを使う②光を使うといった方法で起きることができます。

この中でも、スマートウォッチ+光で起きるの組み合わせがおすすめ。

振動する目覚まし時計やスマートウォッチだとすっきりと起きられない時があります。これは、強制的に起こされるため、「セロトニンの合成が始まらないうちに起きてしまう」からです。

ですから光を活用することで、セロトニンの合成をスタートさせ自然に目覚めましょう。

光の活用は、カーテンを開けて朝に窓から光が入るようにしてから寝るだけです。

ただし、防犯上の心配でカーテンを開けることができないケースや夜型で昼間で寝ていたい方は光目覚まし時計を使ってください。

この光目覚まし時計は、「inti4s」が市販品だと最大で20000ルクスもの強い光を出せるのでおすすめです。

カーテンを閉めて真っ暗な状態で寝ても、光目覚まし時計が朝日のような光を出してくれるので自然に目覚めることが可能。

睡眠は一日を快適にスタートさせるためにも大切なので、光を上手に利用してすっきりと目覚められるようにしましょう。

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