フライパンを洗わない、それって普通!? 驚きのキッチン習慣を徹底解説!

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料理
  • フライパンって目玉焼きくらいならあまり汚れないから洗う必要はなくない?
  • フライパンを洗わないと何か問題があるの?
  • 鉄フライパンって洗わなくてもよいと聞いたけど?

管理人は料理が趣味で、ライターとしても様々な記事を書いてきた経験があります。

今回はフライパンを洗わないことに関して、上記の疑問について詳しく解説します。

また、意外と知られていない正しいフライパンの洗い方も紹介。

フライパンを長持ちさせるためにも、今回の記事は有益ですのでぜひご覧ください。

フライパンを洗わない人は普通?実は意外といます!

管理人は使用するたびに洗っていますが、うちの母は細かいことを気にしない性格で洗わずに再度そのまま使うことがしばしばあります

また、洗うにしてもすぐに洗わず一晩放置し翌日に洗ったり、そのまま数日放置し私が気づいて洗うことも(てっきり洗ってあると思い込んでおり、蓋を外したら洗ってなかったので慌てて洗った)

調べてみたところ、意外とうちの母のような、目玉焼きくらいならそんなに汚れてないし洗わない・使ったら次に使うまで放置するといった方々はそこそこいらっしゃいます。

この方々からすれば、あまり汚れてないのだからいちいち洗う必要がないし、しばらく放置しても洗えば大丈夫という感覚です。

しかし、実は洗わずに再度使用したり翌日まで放置したりすると、食中毒やコーティングを痛めて買い替えが早まるデメリットがあります。

フライパンを洗わない起きる問題は?実は不衛生でおすすめしない

それでは、フライパンを洗わないと何か問題が起きるのかについて詳しく解説します。

実は洗わずにそのまま使ったり数日置いてから洗ったりすると、①食中毒が起きる可能性がある②フライパンのコーティングにダメージを与えてしまうの2つのデメリットがあります。

逆に洗わないメリットは、特にありません。手間が減るかもしれませんが、放置することで逆に洗うのが大変になってしまいます。

それぞれ詳しく解説していきます。

例えば朝にフライパンで目玉焼きを作るとします。一見すると奇麗なようですが、よく見ると油と共に卵の欠片が複数存在しています。

洗わず放置するとこの卵の欠片を栄養として、食中毒の原因となる菌が増殖してしまいます。

また、菌によっては熱に強く、例えばウェルシュ菌は耐熱性の芽胞を形成し、100度でも耐えることができるため加熱しても死滅しない可能性があります。

そのため、朝に目玉焼き→夜に煮込み料理とフライパンを洗わないで作っていくと、食中毒になるかもしれません。

テフロン加工やフッ素樹脂は、食材がくっつかないのでよく使われるコーティングです。

しかし料理を入れっぱなしにすると、コーティング表面の目にある見えない無数の穴から塩分や油などが浸透し、中の金属から錆びが発生。それが内側からコーティングを押して剥がしてしまいます。

長く使うためにも、使用したフライパンは本体が冷えてから、台所用洗剤とスポンジで洗って汚れを落としましょう。

鉄フライパンは洗わない?これは洗剤を使わないという意味です

鉄フライパンは洗わないと聞いたことがないでしょうか?これを勘違いして、本当に鉄フライパンを洗わない方もいるかもしれませんね。

実は鉄フライパンを洗わないというのは、「台所用洗剤を使用しない」という意味で使用したら普通に洗います。

鉄フライパンはシーズニングと言って、煙が出るくらい加熱してから油を塗ってコーティングを施します。

洗剤がNGなのは、せっかくの油コーティングを洗い流してしまうから。

そのため、シーズニング後の鉄フライパンはお湯とたわしだけで洗って汚れを落とします。

逆に鉄フライパンを洗わずに放置すると、錆びが発生し、落とすのが大変になるので毎回洗った方がおすすめです。

意外と知られていないフライパンの正しい洗い方を解説!

最後に、フライパンの正しい洗い方をご紹介します

意外と知らない方が多いので、フライパンを長持ちさせるためにも知っておきましょう。

テフロン加工(フッ素樹脂コーティング)フライパンの洗い方

テフロン加工やフッ素樹脂コーティングのフライパンを洗う際は、必ず本体が冷めてから洗ってください。

金属は温められると膨張し、冷めると収縮する性質があります。

熱い状態のフライパンは膨張しているため、水を掛けて急冷すると一気に収縮し、コーティングを引っ張って剥がしてしまいます。

洗う際は、台所用洗剤と柔らかいスポンジを使います。

スポンジではなく、金たわしや金属ヘラといった硬いもので汚れをこするのはNG。

金属はコーティングよりも硬いため、削ってダメージを与えてしまいます。

セラミックコーティングのフライパンの洗い方

基本的に、テフロン加工やフッ素樹脂コーティングのフライパンと洗い方は同じです。

必ず本体が冷めてから洗い、台所用洗剤と柔らかいスポンジで洗ってください。

セラミックコーティングはテフロン加工よりも硬いと言われていますが、残念ながら金属よりは柔らかいものです。

そのため、セラミックコーティングのフライパンも、金たわしや金属ヘラといった硬いものでこするのはNGとなっています。

もし汚れが頑固で落ちない場合は、水と大さじ1杯の重曹を入れて火に掛けて汚れを柔らかくするとよいでしょう。

コーティング無しの鉄フライパンの洗い方

シーズニングをする前の状態(新品のとき)なら、食器用洗剤とスポンジでしっかり洗って汚れを落としてください。

ただし、シーズニングを行い油で表面をコーティングしたら、食器用洗剤はNGになります。

本体が熱いうちに、汚れをたわしとお湯でこすって落としましょう。鉄フライパンはコーティング無しなので、熱いうちに水を掛けても問題なく、熱い方が汚れが落としやすいのでおすすめです。

テフロン加工やセラミックコーティングなどと違い、鉄フライパンは金たわしや金属ヘラで汚れを落としても問題ありません。

鉄フライパンにテフロン加工といったコーティングがある場合は、テフロン加工されたフライパンの洗い方に従ってください。

ステンレスフライパンの洗い方

新品の状態のときは研磨油が付いている場合があるので、キッチンペーパーにお酢を染み込ませ拭き取ってください。

油を酢で拭き取ったら中性洗剤を使い、スポンジで奇麗に洗います。

あとは、調理したら熱いうちに硬めのスポンジに中性洗剤で洗ってきれいにしてください。

なお、金たわしといった硬いものですが、汚れが頑固でなかなか落ちない場合だけ使います。

これは、ステンレスフライパンを金たわしで磨くと表面に細かい傷が入り、傷は食材を焦げ付かせてしまう原因になるからです。

まとめ:フライパンは洗わないと不衛生!毎回洗うのがおすすめ

フライパンを洗わない・洗うのは後回しにしてしまう方々は意外といます。

しかし、洗わずに再度使用したり時間が経ってから洗ったりすると、食中毒やコーティングを痛めてフライパンの買い替えが早まる原因に。

正直に言って洗わないメリットはまったくなく、フライパンにとってデメリットしかないので毎回洗った方が良いです。

なお、洗う際はテフロン加工やセラミックコーティングなどコーティングされたタイプのフライパンは、本体が完全に冷めてから洗ってください。

正しいフライパンの洗い方をマスターして、できるだけ長く使い続けられるようにしましょう。

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