四角で自立できるスマートフライパンsutto(スット)の評判を徹底的に調査して、多かったものトップ3をご紹介します。
もし「suttoが気になっている・購入予定の方」でしたら、まずこの記事をご覧になってください。
この記事は評判だけでなく、メリット・デメリットや安全性、おすすめサイズ、購入時に気を付けることなども解説しているので役立ちますよ!
ちなみに結論を先に言ってしまうと、「本体と蓋どちらも立てて置けるので便利」が一番多くありました。
2位・3位や低評価な評判ではどのようなものがあるのか、本文をぜひお読みください。
スマートフライパンsuttoの評判・口コミまとめ
Amazonや楽天など各ECサイト、各種SNSをすべて調査し、最も多かった評判・口コミの内容を高評価・低評価に分けてベスト3でご紹介します。
高評価な評判・口コミベスト3を発表!
最も多く見かけた評判・口コミは、「丸型フライパンと違って立てて置けるので小さいスペースでも収納できて便利」でした。
特に本体だけでなく蓋も立てて置けるようになっているため、調理中に蓋を外した際に置きやすいと好評です。
もう一つかなり多かった評判・口コミは、「汁物の作りやすさと注ぎやすさ」。スマートフライパンsuttoは左右にある角が注ぎ口となり、こぼさずに注ぐことができます。
最後に上2つよりは少ないもののそこそこ多かったのが、結構ある深さを指摘する口コミです。深さがあることで、スープ類が作りやすかったり炒める際も油跳ねを防げたりメリットがあります。
低評価な評判・口コミベスト3を発表!
低評価な評判・口コミでは、一番多く見かけたのが「意外と重さがある」でした。重いので盛り付けの際や注ぐ際に手が疲れてしまって、使いにくいようです。
続いてはよく使われる20cmサイズでも一度に調理できる量が2~3人前のため、もっと大きなサイズが欲しいとの口コミもよく見ました。
3位では炒め物を行う際に、フライパンの丸いフチを利用して食材を空中へ放るあおり炒めができない点が指摘されていました。
suttoであおり炒めをやろうとすると、奥の角の部分で止まってしまうためできません。
スマートフライパンsutto(スット)とは?
家電や家具を販売しているドウシシャから新しく出た四角いフライパンが「スマートフライパンsutto」です。
四角いだけなら他メーカーからも似たような物が販売されていますが、suttoは角にハンドルが付いていて正確には菱形になっているのが特徴です。
人気のスマートフライパンsutto20cmタイプのスペック
比較項目 | スマートフライパン sutto(スット)20×6cmタイプのスペック |
サイズ | 21×21×6cm(縦×横×深さ) |
満水容量 | 2.2L |
重量 | 1205g |
IH対応 | 対応している |
コーティングの種類 | フッ素樹脂コーティング |
揚げ物が作れるか | できない |
食洗機 | 使用できない |
サイズバリエーション | 16cm・18cm・20cm・24cm |
よく使われる20cmタイプの基本スペックを見ていきましょう。
サイズは正方形のため、縦21cm×横21cmとなっていて深さは6cm。一般的なフライパンの深さは4cm前後で、suttoは6cmですからやや深めの深型フライパンくらいになります。
注目するポイントとして、20cmタイプだと重量が1205gとなっているところがあります。
ちなみに、軽めの丸型26cmフライパンだと800g前後で、重めのものでも1100gほど。
そう考えると、口コミで「意外と重い」が多かったのも納得ですね。
フライパンの表面はフッ素樹脂コーティングですので、金属製のヘラといったものは表面を削ってしまうので使用できません。
揚げ物にバツが付いていますが、注意書きに「天ぷら料理などには使用しないでください」とあるので避けた方が無難です。
スマートフライパンsuttoのメリット・デメリット
口コミのところでも見ましたが、大きなメリットは①収納性②注ぎやすさ③深さ④レトルト類の作りやすさの4つになります。
特に1番の収納性については、丸型フライパンを重ねて保管していた方はスペースが空くので使うメリットが大きいですね。
デメリットについては、①重さ②炒め物が不可の2点。
チャーハンを炒める際に使うあおり炒めは鍋の曲線を使って行いますが、スマートフライパンsuttoだと角の所で止まるのでまず無理になります。
炒め物については、普通の丸型フライパンを使いましょう。
スマートフライパンsuttoの安全性は?
スマートフライパンsuttoの安全性についてもチェック。
近年では、自社のは人に安全で環境にも優しい「ヘルシーノンスティック」だと主張しているフライパンメーカーが出てきています。
ヘルシーノンスティックとは、「①PFOA②重金属③ニッケルを一切使っていませんよ」というもの。
スマートフライパンsuttoはヘルシーノンスティックとは書かれていませんが、PFOA・重金属・ニッケルどれも使用していないので安全です。
PFOA:昔にフライパンのフッ素樹脂コーティングに使われていた物質で、現在では発がん性と分解されにくく環境にずっと残ってしまうデメリットが明らかに。
重金属:この場合は公害であるイタイイタイ病の原因になった、カドミウムといった有害なものを指すことが多い
ニッケル:発がん性や毒性があり、ステンレスの強度を上げるために使われてきた歴史があります
PFOAとカドミウムといった重金属については、日本でも規制されていますのでまずフライパンに使われることはありません。
ニッケルもsuttoの素材を見ると、ステンレス鋼(クロム16%)となっているので使用されていないことが確認できます。
このことから、スマートフライパンsuttoに有害な物質は使用されておらず安全だと言えます。
ただし、フッ素樹脂コーティングはsuttoに限らず260度以上に加熱するとポリマーヒューム熱という現象が発生し有毒ガスが出る点は注意しましょう。
普通に使っていれば調理中は180度前後ですから安全ですが、強火でしばらく空焚きすると260度を超えるためやらないようにしてください。
こんな人にスマートフライパンsuttoは向いている
スマートフライパンsuttoが向いている人はこんな方です。
- 1~2人暮らしの方
- 片付けが苦手な方
- 台所が狭く収納スペースがあまり取れない方
- レトルトや袋ラーメン、冷凍うどんをよく作る方
- 少量のスープをよく作る方
スマートフライパンsuttoは丸型と比べてサイズが小さいため、一度に作れるのは2~3人前ほどになります。
洗い終わったらシンクの上に立てて置くだけで、しかもすぐに使えるので片付けが苦手な方にもぴったり。
卵スープや少量の味噌汁を小鍋でよく作るなら、suttoの方が注ぎやすいのでこちらに変更するとより便利になりますよ。
スマートフライパンSuttoシリーズ一覧
スマートフライパンsuttoは、以下のシリーズがあります。
通常シリーズ
スタンダートモデルで、16cm・18cm・20cm・24cm・13×18cmの5種類があります。
①16cmタイプ(ガラス蓋つき)
②18cmタイプ(ガラス蓋つき)
③20cmタイプ(ガラス蓋つき)
④24cmタイプ(蓋無し)
⑤13×18cmタイプ(アルミ蓋つき)※他とは違い正方形ではなく長方形
取っ手が取れるタイプ
取っ手が取れることでよりコンパクトになり、オーブンにも入れられるのがメリット。特にオーブンでは、形状から食パンの型の代わりとしても使えそうですね。
取っ手を取り外しできる「着脱式4点セット」
セット品
サイズ別に買うなら単品ではなく、セット品を使えば安く揃えられますよ!
16cmと20cmにアルミ蓋が付いた「3点セット」
鍋タイプ
四角いお鍋という名称で、鍋タイプのsuttoもあります。
自立できるお鍋の「18cm両手鍋」
蓋のみ
suttoは基本的にガラス蓋が付属しますが、24cmタイプだけは蓋がありません。もし24cmタイプが欲しいなら、別売りのアルミ蓋も一緒に購入しましょう。
複数サイズで使える「20~24cmアルミ蓋」
グレージュカラー+木目ハンドル
機能は通常シリーズと変わりませんが、本体・蓋のカラーリングが違い、取っ手も木目カラーになっています。※取っ手の素材はフェノール樹脂で、それに木目をプリントしたものです。
人気があるのか通常シリーズは在庫があるにもかかわらず、グレージュカラーは売り切れの時がそこそこあります。
①グレージュ16cmタイプ
②グレージュ18cmタイプ
③グレージュ20cmタイプ
suttoシリーズおすすめサイズと購入時に注意が必要なこと
意外とサイズが多いので、どれを選べばいいのか迷いがちですよね。そこで、町草がおすすめサイズと購入時に注意が必要なサイズをご紹介します。
普段使いするならコスパ良い20cmタイプがおすすめ
どれか一つ選び普段から使うなら、マルチに使えてコスパも良い20cmタイプが良いでしょう。深さもそこそこあるので、スープ類も調理することが可能です。
主に少量のスープ作りをしたいなら16cmタイプがおすすめ
スープ作りが主なら、一番深い8cmもある16cmタイプが使いやすいのでおすすめです。小さくても満水容量が1.8Lですので、2~3人前でも余裕でできますよ!
スマートフライパンsuttoだけ使うなら3点セットで揃えよう
これから一人暮らしをするといった方なら、3点セットで一気に揃えてしまうと良いでしょう。
よりコンパクトにして保管したいなら着脱式4点セット
丸型フライパンよりはコンパクトですが、それでもハンドルがぶつかってしまい収納が難しい時があります。そういう時は、ハンドルが取り外しできる着脱式なら問題なく収納できますよ!
24cmタイプは購入する際に注意が必要!
一番大きい24cmタイプですが、蓋が付いていませんので別途20~24cmアルミ蓋も購入する必要があります。
ただ、そうなると本体3906円+蓋1903円=5809円と結構高くなってしまいます。20cmが蓋付きで2581円なので、無理に買う必要はありません。
スマートフライパンsuttoを長く使うための4つの注意点
suttoに限らずフライパンには、これをやってしまうとすぐコーティングが駄目になってしまう禁止事項があります。
そのため、次の4つに気を付けて使用してください。
- フッ素樹脂の耐熱温度は260度なので、空焚きや強火での使用を控える
- フッ素樹脂は柔らかいため金属へラや金たわし、研磨剤入り洗剤を使わない
- コーティングにダメージを与えて変形の原因にもなるので本体が熱い状態で水を掛けない
- 一晩ならOKですが、料理を入れたまま数日放置すると塩分で錆びるので避ける
フッ素樹脂コーティングの寿命は2年ほどですが、注意点を守らないと極端な時は1ヶ月持たないこともあるのでご注意ください。
suttoはどこで買える?類似品はある?
スマートフライパンsuttoを買えるところと、類似品はどんなものがあるのか紹介します。
ネット通販以外にも大型スーパーやホームセンターでも買える!
スマートフライパンsuttoが買えるところは、以下の通りです。
店舗での購入
大型スーパーやホームセンターなどで購入できます。
スマートフライパンsuttoは人気で店舗では売り切れることも多いため、在庫があるAmazonで購入すると確実です。
似たようなフライパンはある?
似たような四角いフライパンは、和平フレイズのスクエアパンがあります。
違いとしてスマートフライパンsuttoは角にハンドルが付いているので菱形ですが、スクエアパンは側面で正方形です。
収納性やスープ類の調理はスマートフライパンsuttoの方が良く、逆に炒め物ならスクエアパンの方がやりやすいでしょう。
まとめ
スマートフライパンsuttoの評判は、いかがでしたか。
正直に言えば予想は付いていたのですが、やはり「立てて置ける収納性の良さ」が最も多くありました。
残りは液体の注ぎやすさと深さで、この2つはスープ類の調理のしやすさと関係があります。
あおり炒めができないデメリットはありますが、動かさずに木べらで炒めるなら問題ありません。
意外と蓋付きで2500円前後と手ごろなsuttoを、ぜひ体験してみてください!