調理の際は、ラップや使い捨てのポリ袋などいろいろなゴミが出ますよね。
ジップトップというシリコーン製の容器を使えば、そういったゴミが減り環境にも優しくなりますよ。
これは安全性が高いシリコーンゴム製の袋で、口を閉じることが可能なため余った食材や料理を密封して冷蔵庫で保存ができます。
しかも、洗って何度でも使用できるので、ゴミが一切出ません。
この記事にはジップトップを実際に使用して、メリット・デメリットから使い方まで徹底的にまとめてあります。
もし多くのゴミが出てしまうことでお悩みなら、ぜひ一読してジップトップを活用してみませんか?
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ジップトップ(Zip Top)とは?
サスティナブルな商品として、注目を集めているジップトップ。
サスティナブルとは使い捨てではなく、何度でも繰り返し使えのでゴミが出ずエコという意味です。
下記の写真のようにシリコーンゴム製の袋で、上部が閉じられるようにチャック式なっているため密封が可能です。
使い心地は、チャック部分が本当に軽い力で開け閉め出来るので片手でも楽々と使いやすい。
食材や料理の保管から、レンジでの調理までいろいろできます。
特に、レンジでご飯を炊いたりパスタを茹でたりできる点が見逃せないポイント。
作って余ってしまったらジップトップに入れたまま、冷蔵庫で保管すればいいので手軽です。
私も実際に使用していますがゴミが減るだけでなく、足りない時に少しだけご飯を炊いたりダイエット用に自分だけ玄米を炊いたりと本当に便利で重宝しています。
ジップトップのメリット・デメリット
自身が使用してきた経験からだけでなく、口コミでも多かったメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- 片手で簡単に口を開けたり閉じたりできて使いやすい
- 頑丈で繰り返し使えるので経済的
- ディッシュシリーズは底が広く作られているので冷蔵庫内で自立させて保管できる
- 電子レンジで手軽にご飯やパスタが作れる
- 余った料理や食材の保管が楽になりゴミもでない
デメリット
- 値段が高い
- 液体を入れると傾けた時に漏れてしまう
メリットでよく見る口コミは、「開け閉めが簡単で使いやすい」と「頑丈で何度でも使える」の2つ。
実際に使用してみましたが、確かに軽い力で開け閉めできるため片手でも使いやすいですね。
頑丈さについても、なかなか分厚く洗う際にスポンジで強めにごしごしと洗っても問題ありませんでした。
続いてデメリットでは、性能ではなく値段が高さを指摘している口コミが多く見られました。
小サイズでも1000円以上はしますし、ディッシュのLサイズなら1つ2970円(2022年9月17日の時点)となっています。
ただし、この価格の高さについては、個人的には1度購入すれば何年も使えてゴミも出ないため長い目で見れば経済的だと思います。
ジップトップでできる7つの使い方
ジップトップって、どういった使い方ができるのでしょうか?
管理人が良くやっている使い方を、7つご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
①余ったご飯や料理を入れて冷蔵庫で保管
ご飯を炊き過ぎたり料理を作り過ぎたりした時は、ジップトップに入れて冷蔵庫や冷凍庫で保管しています。
今まではご飯ならラップで包んでから、チャック付きポリ袋に入れて保管していました。
しかし、この方法だとラップやポリ袋といったゴミがたくさん出てしまうのが毎回心苦しかったんです。
ジップトップなら口を閉じるだけでラップなどは必要なく、本体も洗えば何度でも使えるのでゴミが出なくなりました。
それにジップトップは口が大きく開くのでご飯や料理を入れやすく、片手でも口を簡単に閉じられるので使い勝手も◎。
もちろん、玉ねぎやにんじんなど野菜を半分だけ使いたい時も、残った方はジップトップに放り込んで保管すればいいので気軽になりました。
②1~2合のご飯を電子レンジで炊く!
管理人はダイエット中は玄米を食べるのですが、家族は玄米を嫌がるので別々に用意する必要があります。
これが結構手間だったものの、ジップトップを導入してから自分が食べる分だけ電子レンジで炊けるので本当に楽になりました。
もし一人暮らしでご飯は1~2合もあれば十分という方でしたら、炊飯器ではなくジップトップと電子レンジを使えば手軽で便利ですよ。
ご飯が余ったら冷えてから冷蔵庫や冷凍庫に入れればいいだけなので、保管の方も簡単になります。
なお、ジップトップトップを使ったご飯の炊き方ですが実験してみたところ、電子レンジ600Wでは、以下の通りになりました。
用意するもの:吸水させた白米(夏場は30分、冬場は1時間ほど水に浸ける)と水
1合:水180ccを加えて、口は閉じずに600Wで10分加熱。口を閉じて、15分ほど蒸らす
2合:水360ccを加えて、口は閉じずに600Wで12分加熱。口を閉じて、15分ほど蒸らす
これで芯もなく、炊飯器で炊くのと同じご飯が出来上がりますよ!
玄米の場合は、吸水時間が6時間と長くなるだけで加熱や蒸らし時間は同じです。吸水もジップトップに玄米と水を入れて冷蔵庫で保管するだけなので簡単ですよ!
③パスタをレンジで茹でる!
乾燥パスタも、レンジで茹でてそのまま食べることができます。
ジップトップをそのまま皿にすれば洗い物も出ませんし、時間があまりない時はぜひやってみてください。
やり方は、以下の通りです。ちなみに、ジップトップのディッシュLサイズを使用しました。
- 乾燥パスタを二つに折ってからジップトップに入れて、水をパスタが完全に浸かるぐらい入れる
- ジップトップの口を半分だけ閉めて、電子レンジ600Wならパスタの袋に書いてある加熱時間+4分ほど温める(500Wならもう少し時間が掛かります)
- パスタの硬さを見てちょうどなら、お湯を捨ててお好みのパスタソースを入れて再度600Wで1分ほど加熱
- 完成
注意点として、パスタのレトルトソースは袋のまま一緒に電子レンジで加熱すると爆発する可能性があります。
電子レンジOKのレトルトソースではないなら、必ず開けてパスタに掛けた状態で温めてください。
④蒸し野菜を電子レンジで作る!
ジップトップに野菜と少量の水を入れてレンジで加熱すれば、簡単に蒸し野菜ができるので時短になりますよ。
さらに、普通にやるなら皿に野菜を載せてラップをしますが、ジップトップならゴミが出ないメリットも。
管理人はダイエット中は油を減らし野菜中心のメニューになるので、ジップトップのおかげで食事の準備が楽になっています。
実際に作った蒸し野菜は、こんな感じです。
ジップトップで作った、蒸しブロッコリー。
こちらは、蒸したニンジンですね。
さつまいもも、ジップトップに入れて加熱すれば手軽に食べられますよ。
ちなみに、蒸し野菜だけでなく、ジップトップだけで野菜を使った料理も作れます。
例えば皮を剥いて切ったじゃがいもをジップトップに入れて加熱して、冷めたらマヨネーズや酢、砂糖などと合えればポテトサラダになります。
⑤お弁当を作ってそのまま持っていく
ジップトップ自体がお弁当箱にもなりますので、作ったらそのまま持っていけます。
どんなお弁当がいいですか?
シンプルになら、サンドイッチですね。作ったらラップをせずにジップトップに入れるだけなので、ゴミも出ません。
他にはジップトップにご飯を入れてから、上に具をのせて牛丼や豚丼。
普通のお弁当とは別に、ジップトップにはサラダを入れて持っていくといった使い方もありますよ。
⑥一人鍋をレンジですぐ作る
あまりこの使い方に触れる方がいませんが、実はジップトップは一人鍋をレンジで手軽に作れるメリットがあります。
白菜やもやし、玉ねぎなど野菜と豚肉をジップトップに放り込む。
鍋のもとと水を入れて、電子レンジ600Wで5~6分ほど加熱するだけで一人鍋の完成です。
火も使わず簡単にできるので、疲れている時の夕食にぴったりですよ。
⑦ジップトップに入れたまま湯煎して低温調理!
ジップトップに、食材を入れたまま湯煎して低温調理といった使い方も。
普通にやれば湯煎調理には使い捨てポリ袋を使いますが、ジップトップなら何回も使えますのでゴミが出ません。
ジップトップのディッシュは底が広く自立するようになっていますので、倒れることなく安定して加熱ができます。
ただし、口を閉じていても両端に小さい隙間がありますので、口の部分はお湯に触れないようにしてください。
湯煎調理は、低温で加熱することにより柔らかく仕上がるのが特徴。
柔らかいチャーシューやローストビーフ、サラダチキンなどいろいろと作れますよ。
なお、IHやガス火では温度管理が大変ですので、下のような低温調理器を合わせて使うと簡単になります。
ジップトップユーザーに質問したい!
ジップトップでよくある疑問へ、ユーザーである管理人が回答します。
Q:匂いは大丈夫?
A:製品は強いバニラの香りがしました
匂いについては、①製品自体の匂いは?②カレーなど匂いが強いものを入れた時に周囲に漏れるか?の2つがあります。
①の製品自体の匂いは、強めのバニラの香りですね。
管理人は余ったご飯をジップトップに入れて冷蔵庫で保管し、翌日に温めて食べていますがこのバニラの香りがご飯に移った事はありません。
②の匂いが漏れるかですが、口の両端に隙間があり完全な密封ではないので香りが強いものを入れれば少しは匂いますね。
ですので、もしお弁当でジップトップにカレーを入れて持っていこうという方は気を付けてください。
Q:液体を保管したら漏れる?
A:両端に隙間があるので、傾けると漏れてしまいます
スープなど液体を保管できるかですが、立てた状態で置くなら保管することができます。
ただし、かなり傾けると両端の隙間から出てきますのでご注意ください。
上は水を入れてわざと閉じた状態で傾けたところですが、端のところに隙間があるのでそこから漏れてますね。
恐らくですがこの隙間は蒸気を逃すためのものだと思われますので、欠陥ではなく必要なものです。
Q:ジップトップの安全性は?
A:食べても吸収されないシリコンゴム製のため安全性が高いので、安心してください!
いろいろと調べましたが、使用されているのはシリコンゴムですので安全性に問題はありません。
シリコンゴムをもし食べてしまっても吸収されず、そのまま体から出ていきます。
アレルギー反応も少なく、医療器具にも使われているほど。
ちなみに、ジップトップの耐熱性は220度、耐冷温度も-30度ですので、電子レンジや冷凍庫も問題ありません。
Q:洗い方はどうすればいいの?
A:普通に洗ってOK。食洗機も使用可能です!
普通に洗剤を付けたスポンジで、ごしごしと洗って大丈夫です。
かなり分厚く頑丈に作られていますので、少し力を入れたぐらいでは壊れません。
丈夫ですから、食洗機に入れて洗ってもOKですよ!
Q:色移りやにおい移りはどうすればいい?
A:「重曹と水」や「台所用漂白剤」で、色移りやにおい移りを除去することができます
使っていくうちに、食材や料理の色や匂いがジップトップに移ってしまうことがあります。
色移りやにおい移りが気になる場合は、薄めた台所用漂白剤に漬けていただくか、重曹と水を混ぜて気になる部分をこすり洗いし、4時間ほど浸け置きすることをおすすめします。浸け置き後は食器用洗剤でしっかりと洗浄してください。
※ジップトップのパッケージに記載された注意事項より
引用したようにジップトップのパッケージに、色移りやにおい移りについての対処法が書かれていました。
もし色移りやにおい移りが起きてしまっても対処法がありますので、カレーといった色移り・におい移りが起きやすい食品も安心ですね。
Q:種類やサイズはどれくらいあるの?
A:種類は4つあり、サイズは種類ごとに1~3ほどあります。
ジップトップの種類は①ディッシュ②バッグ サンドイッチ③カップ④ベビースナックの4つ。それぞれの特徴を、下にまとめたのでご覧ください。
おすすめのサイズですが、基本的にLサイズを選べば大丈夫です。
Lサイズでも少量の調理は出来ますし量も入るので、わざわざ小さいサイズを使う必要性はあまりありません。
Q:スタッシャーとの違いは?
A:使いやすさならジップトップですが、液体の保存ならスタッシャーですね
ほぼ同じような商品として、スタッシャーというシリコーンバッグが売られています。
ジップトップとスタッシャーどちらが良いのか?どんな違いがあるのか?という質問は、色々なところでよく見かけます。
表にまとめてみると、以下のような形になりました。
ジップトップ | スタッシャー | |
口の閉じ方と特徴 | チャック(完全密封は無理。軽い力で開け閉めが可能) | ピンチロックシステム(完全密封できる。開け閉めは少し力が必要) |
素材 | シリコーンゴム(プラチナシリコーン) | シリコーンゴム(プラチナシリコーン) |
種類 | 4種類 | 8種類 |
耐熱・耐寒温度 | 220度・-30度 | 250度・-18度 |
電子レンジの使用 | 可能 | 可能 |
食洗機の使用 | 可能 | 可能 |
オーブンの使用 | 不可 | 250度までなら可能 |
湯煎できるか | 可能 | 可能 |
大きな違いは、口の閉じ方と種類の数ですね。
ジップトップは両端に隙間ができるので、液体の保存には向いていません。スタッシャーなら、完全に密封できるため液体の保存も安心。
ただし、ジップトップは片手が塞がっていても、もう一方の手で開け閉めが可能です。スタッシャーはしっかり閉じられるのですが、そのために力が必要となっています。
この点から使いやすさ重視=ジップトップで、完全密封=スタッシャーがおすすめです。
種類については、ジップトップはディッシュ・バッグ サンドイッチ・カップ・ベビースナックの4種類。
スタッシャーはその2倍あり、ポケット・クォート・ゴーバッグ・ボウル・スタンドアップ・ハーフガロン・サンドイッチ・スナックの8種類となっています。
2022年12月1日追記
ジップトップとスタッシャーを、実際に使用して徹底的に比較する記事を新しくアップしました。
Q:100均のシリコーン保存袋との違いは?
A:値段は100均の方が安いのですが、使いやすさでは圧倒的にジップトップでした
ダイソーで販売されている、シリコーン保存袋が入手できたので比較してみます。
ジップトップ | 100均シリコーン保存袋 | |
口の閉じ方と特徴 | チャック(完全密封は無理。軽い力で開け閉めが可能) | プラスチックバーで挟む(完全密封が可能。プラスチックバーの取り付けに少々力がいる) |
素材 | シリコーンゴム(プラチナシリコーン) | シリコーンゴム |
種類 | 4種類 | 1種類 |
サイズ展開 | 種類ごとに1~3つ | 340ml・680ml・1L |
耐熱・耐寒温度 | 220度・-30度 | 230度・-30度(プラスチックバーは70度・-20度) |
電子レンジの使用 | 可能 | 可能(プラスチックバーは外す) |
食洗機の使用 | 可能 | 可能(プラスチックバーは外す) |
オーブンの使用 | 不可 | 不可 |
湯煎できるか | 可能 | 可能(プラスチックバーは外す) |
表にしてみると、こんな感じですね。
一番違うのが口の閉じ方で、ダイソーの方は完全密封できるため液体も漏れませんが使いやすさは断然ジップトップでした。
ダイソーのプラスチックのバーをスライドさせるタイプは両手でないと出来ませんし、最後あたりになるとなぜか抵抗が強くなるので力が要ります。
ジップトップなら軽い力で抑えるだけで閉じられるので、片手でも問題なく開け閉めできます。
なお、注意すべき点として、ダイソーのシリコーン保存袋はプラスチックバーの耐熱温度が70度までしかありません。
そのため、電子レンジや湯煎の際は、変形する可能性があるためプラスチックバーを外しておきましょう。
個人的には電子レンジで加熱など普段使いはジップトップにして、食材や料理の保存は価格が安いシリコーン保存袋と使い分けるのがおすすめです。
Q:ジップトップはどこで買える?
A:Amazonなどでも販売されていますが、公式ショップだと割引があるのでお得に買えますよ!
ジップトップは公式ショップはもちろん、Amazonや楽天、Yahooショッピングなど各ECサイトでも購入できます。
どこで購入するのがおすすめでしょうか?
安く購入したいなら、普段から10%割引がある公式サイトがおすすめです。
例えば管理人も持っている「ジップトップ ラディッシュ Lサイズ」は、2022年9月15日の現在、定価2970円です。
Amazonといった各ECサイトは割引が少なく、ほぼ定価で購入することになります。
しかし、公式ショップの10%割引と3000円以上で送料無料を使えば、1個あたり2673円となり一番安くなりますよ!
10%割引を受ける方法ですが、公式サイトの上にクーポンコードが書かれていますので購入時に必ず入力してください。
ちなみに、さらに安く買う方法もあります。
毎月30日はジップトップの日として、公式ショップで20%OFFクーポンが配布されますので、安く買うなら毎月の30日が狙い目です!
まとめ:レンジで手軽に調理できて保存も楽でゴミが少なくなった
ジップトップの使い心地で、実際に使ってみて一番大きいのは次の2つ。
①電子レンジが使いやすくなり時短になった
②保存が本当に楽でゴミも出ない
前は、例えばブロッコリーなら鍋に水を入れてお湯になったら入れて~と結構時間が掛かっていました。
しかし、今ならブロッコリーを切ったらジップトップに放り込み、電子レンジで加熱するだけ。
加熱している間は他の事ができるので、調理時間が少ししかなくてもサッと作れるようになりました。
余ったご飯や料理の保管も、以前はチャック付きポリ袋やラップをして冷蔵庫で保管していました。
これもジップトップを使うことでラップは必要なくなったため余計なゴミが出ず、手間も掛からなく楽になっています。
価格は確かに高いですが、その分だけ頑丈で繰り返し使えて経済的ですのでぜひ試してみてください!
ジップトップとダイソーのシリコーン保存袋はどちらが良い?
100均でも220~330円で、洗って何度でも使えるシリコーンゴム製の袋が販売されています。
実際のところ、ジップトップと100均のシリコーンゴム製の袋はどちらが良いのでしょうか?
今回ダイソーのシリコーン保存袋が入手できましたので、以下のリンクより行ける別記事にて徹底的に比較してみました。
密封性はダイソーのシリコーン保存袋でしたが、品質には少々気になる点が…。実際に使ってみたからこそ分かる点が色々とありましたので、是非ご覧ください。