スタッシャーって気になるけど、どういう使い方をするものなのか分からない……
料理のたびにラップやポリ袋などゴミが出るのを何とかしたい
この記事を読めば上記のお困りはもちろん、以下の事も解決できますよ!
- 実際にスタッシャーを使ったことがある人から感想が欲しい
- スタッシャーが欲しいけどどれを買えばいいのか分からない
- 他のシリコーンバッグとスタッシャーはどちらがいいの?
- スタッシャーを安く購入する方法は無いの?
今回は料理が趣味で、Webライターとして料理用家電や調理器具の記事を書いていたこともある管理人が、スタッシャーを実際に使ってみて使い方から安く買う方法まで解説します。
他のシリコーンバッグも使用したことがありますが、スタッシャーは本当に密封性が良く開け閉めもコツを踏まえれば簡単にできましたよ!
スタッシャーとは?
スタッシャーは、シリコーンゴム製のチャック付き袋。使い捨てポリ袋とは違って、「洗って何度も使える」のでゴミが出ないエコなアイテムです。
スタッシャーのスペック | |
ロック方式 | ピンチロックシステム |
材質 | シリコーンゴム(プラチナシリコーン) |
耐熱・耐寒温度 | 250度・-18度 |
電子レンジでの使用 | 可能(使用の際は口を開けた状態で行う) |
食洗機での使用 | 可能 |
オーブンでの使用 | 可能(使用の際は口を開けた状態で行う) |
スタッシャーは何かを入れて保存するだけでなく、熱にも強いので電子レンジやオーブンを使った調理が可能です。
人参やブロッコリーを入れて蒸し野菜を作ったり、スタッシャーごとお湯に入れてサラダチキンなど様々な料理が作れますよ
スタッシャーは密封できるピンチロックシステムがポイント
他のシリコーンバッグとの大きな違いは、特許技術である「ピンチロックシステム」が採用されていることです。
左右の口の縁に凸凹が付いていて、合わせることで密封できる仕組み。
似たようなものは他メーカーでも採用されていますが、ピンチロックシステムは完全な密封ができる点が独自のポイントになります。
他メーカーのシリコーンバッグでは、密封性があまりなく水を入れて傾けると漏れてしまうものもあります。
スタッシャーはしっかり密封されているので、スープ類や汁気が多い料理を入れて傾けたり逆さにしても中の液体は漏れてきません。
これなら安心して、保存・持ち運びができますね!
スタッシャーのメリット・デメリット
スタッシャーのメリット・デメリットは、以下のようになっています。
メリット
- 密封性が高く液体や汁気が多い料理を入れて傾けても、中身が漏れて来ないので周囲を汚しにくい
- 前面の部分のシリコーンゴムが透明度高く作られているため、いちいち開けなくても中身の状態を細かくチェックできる
- シリーズ・サイズ・カラーバリエーションが多く、好みのスタッシャーを見つけやすい
デメリット
- ピンチロックシステムで強固に閉じているため、開け閉めに少々時間が掛かってしまう
- 口が狭く作られているので、大きめの物は入れにくい
スタッシャーの口コミ・評判まとめ
様々なところで見かけた、スタッシャーの口コミ・評判をご紹介します。
※引用はNGでしたので、よく見かけた口コミ・評判をまとめて管理人自身の言葉にした上でご紹介しています。
高評価な口コミ・評判
- 密封性が高いので、汁気が多いものを入れても安心して持ち運べて使いやすい
- 耐熱性が高いので電子レンジや湯煎もOKなのが嬉しい
- カラーバリエーションがいっぱいあるので、自分好みの色を選べる
- 使い捨てポリ袋やラップといったゴミが出なくてエコ
低評価な口コミ・評判
- 値段が高すぎて、複数揃えるのがきつい……!
- 口の開け閉めに力がいるので使いづらいと思いました
- 口が小さいので大きなものは入れにくいです。
高評価な口コミ・評判で、一番多く見かけたのが「密封性の高さ」と「耐熱性の高さ」です。
他社のシリコーンバッグでは密封性がゆるく、汁気が多いものを入れると傾けた際に漏れてくることも……。
スタッシャーはそういうことがないので、「汁気が多いものを入れてピクニックや登山に持って行く」という方もいらっしゃいました。
耐熱性が高いことから、電子レンジや湯煎がOKな点も評判に。ブロッコリーや人参を入れて加熱し、料理の付け合わせの温野菜がすぐ出来ると便利さも話題です。
低評価な口コミ・評判では、「値段の高さ」と「口の部分の使いにくさ」を多く見かけました。
値段については他社のシリコーンバッグと比べてみると、特別に高い訳ではなくそもそもシリコーンバッグ自体が結構な値段なので仕方がない側面があります。
口の部分は確かに密封はできるのですが、開け閉めに少し力が必要だったり開きにくいので大きなものは入れにくい点は同意ですね。
ただ、開けやすくなっているEZシリーズも新しく出てきましたので、スタッシャー側もちゃんと対策してきています。
スタッシャーで出来る5つの使い方
スタッシャーはシリコーンゴム製の袋ということは分かりましたが、具体的にどういうことが出来るのですか?
スタッシャーで出来ることは、保存や持ち運び・電子レンジで調理・冷凍保存・湯煎・オーブンで調理の5つです。
①保存したり持ち運んだりできる
一番多いのは、スタッシャーの中に食材や料理、物を入れて保存したり持ち運んだりですね。
半分だけ使った玉ねぎや人参、余ってしまった料理や炊き過ぎたご飯。
そういったものを、スタッシャーに入れて保存すればゴミも出ません。密封性が高いため、汁気が多い料理やスープ類も漏れないので安心です。
この密封性の高さから、スマホや財布といった濡れたら困る貴重品入れとしても使えます。
もちろん、登山やピクニックといったアウトドアにもぴったりですよ!
②電子レンジを使って料理できる
保存以外でよく使われるのは、電子レンジを使った料理ですね。
スタッシャーの耐熱温度は250度もあるので、電子レンジで加熱したり熱湯に入れたりしても問題ありません。
料理の付け合わせに、ブロッコリーや人参を入れて蒸す。それだけではなく、ポテトサラダからエビチリまで電子レンジとスタッシャーだけで作れます。
炊飯も水に浸けたお米と水を入れ、電子レンジで加熱すればちゃんと炊けますよ!
③冷凍で食材や料理を長期保存できる
シリコーンゴムは低温にも強いため、冷凍庫に入れても大丈夫。
例えば、余ってしまったご飯をスタッシャーに入れて冷凍し、次の日に解凍して食べるといった使い方ができますね。
解凍はスタッシャーに入れたまま、電子レンジで加熱すれば良いだけなので手軽です。
冷凍の際は長期的に保存することが多いと思いますが、その場合はシリコーンゴムの匂いが食材に移ってしまうのでご注意ください。
もし2日以上は冷凍したい場合は、この記事の下方にある「匂い移り・色移りはあるけど対処できる!」に載っている方法を事前に試してみてください。
④スタッシャーを使った湯煎は2通り!
湯煎では、次の2通りの使い方があります。
- 中に食材を入れたスタッシャーを、熱湯で満たした鍋に投入して調理(例:サラダチキン)
- スタッシャーの中に熱湯とレトルトのパウチを入れ温める
初めの使い方は、食材を入れたスタッシャーを熱湯に入れて湯煎する方法です。
主にサラダチキンやローストビーフなどが作れ、フライパンやオーブンで作るよりも柔らかく仕上がるメリットがあります。
続いて、スタッシャーの中にお湯とレトルトのパウチを一緒に入れて温める使い方。
この方法は育児をしている方に評判でして、出先で離乳食のパウチを温めるのに重宝されています。
⑤オーブンにスタッシャーごと入れて調理
スタッシャーの耐熱温度である250度までなら、オーブンも使用可能です。
オーブンでスタッシャーを使うメリットは、次の2通りになります。
- スタッシャー内で混ぜてそのままオーブンへ入れるだけなので、手軽で洗い物も楽になる
- スタッシャーで包むことで焦げにくくなり、じっくりと加熱できる
例えば鶏肉のオーブン焼きを作るとして、スタッシャー内に鶏肉・オリーブオイル・塩コショウ・ガーリックパウダー・ハーブ類を入れて外側からもんで味をつけます。
後は予熱したオーブンに入れて、そのまま焼き上げる。
余計な洗い物が出ないので掃除が楽になりますし、何より焦げにくくじっくり加熱されたことでよりジューシーにおいしくできますよ!
スタッシャーを実際に使ってみた感想
スタッシャーを管理人が実際に使ってみて、本当に使いにくいのか感想をご紹介します。ちなみに、容量の多さと冷蔵庫内で立ったまま保存できる点から、スタンドアップを選択しました。
口の開け閉めはコツさえ分かれば使いやすい!
口コミ・評判では、「口の開け閉めが使いにくい」との書き込みが多かったので心配でした。
実際に使ってみると、最初は本当に強い力で引っ張らないと開かないので「確かに使いにくいな……。」と思いました。
ところが、しばらく使っているうちに、開け方が間違っていたことが判明。正しいやり方をすれば、そこまで力は必要なくお子様でも開けられますよ!
画像のように口の部分には左右に凸凹があり、これをはめ込むことで閉じることができます。
かなりしっかりと密封できるので、中に水を入れて傾けても漏れてくることはありません。
上の画像は中に水を入れてかなり傾けたところですが、全然漏れてませんね。
口を閉じる際は、このようにつまんでいけばOK。
何度か使って気付いたのですが、閉じた口を開ける際はコツがあります。
まず、下の画像のように真ん中から開けようとしてはダメです。
真ん中から開けようとすると、かなり力を入れないと開きません。開けるコツは、左右の角から剥がしていくこと。
こうやって左右の角から剥がしていくと、簡単に開けることができます。
ちなみに、この開け方はよく見たらパッケージの注意事項に書いてありました。
最後に、スタッシャーの口が狭く出し入れしにくいという口コミについて検証してみます。
何もしてない状態では、下の画像のように口はこのくらいまでしか開きません。
手で広げてみると、スタンドアップのミディアムではこのくらいですね。
口コミで口があまり開かないとありましたが、確かにそこまで開かないので大きなものは少々入れにくくなっています。
前面が透明なため視認性が良く中身が一目で分かる
実際にスタッシャーのスタンドアップを購入し、中に切った人参を入れて視認性をチェックしてみました。
上の画像はスタッシャーの前面から見たところですが、中の人参がはっきりと見えますね。
これなら、もし腐っていたものが混じっていてもすぐ気づくので安全です。
ちなみに透明度が高くなっているのは前面だけで、上の画像は背面ですがそちらは見えなくなっています。
スタッシャーは確かに離乳食や哺乳瓶を温めるのに使える!
スタッシャーの使い方で、中にお湯と一緒にレトルトのパウチを入れて温めるという使い方があります。
これが、育児をしている方に好評。
出先で哺乳瓶や離乳食を温めようとするも、火が使えずあるのは電気ポットのお湯のみという状況はよくありますね。
そんな時もスタッシャーに哺乳瓶や離乳食のパウチを入れ、電気ポットからお湯を注げば温められます。
実際に離乳食ではなくレトルトカレーで実験してみましたが、確かにできます。
ちなみに、こういったお湯と一緒にレトルトを入れ湯煎する使い方なら、スタンドアップとハーフガロン、ボウルシリーズが容量があるのでおすすめです。
匂い移り・色移りはあるけど対処できる!
「匂い移りや色移りはあるのか?」ですが、他のシリコーンバッグと同じであります。
これはスタッシャーだけの問題ではなく、シリコーンゴムならどうしても起きてしまうからです。ただし、もし起きても対処法はありますので安心してください。
匂い移りについては、次の2パターンがあります。
- にんにくやカレーといった匂いが強いものを入れると、その匂いがスタッシャーに移ってしまう
- 長期間、食材を入れっぱなしにするとシリコーンゴム特有の匂いが食材に移ってしまう
1は分かるとして、2については説明が必要でしょう。シリコーンゴム自体は無臭なのですが、固める時に入れる硬化剤が原因で独特の匂いが付いています。
この硬化剤の匂いが、食品に移ってしまう訳ですね。
色移りについては、カレーといった色移りが起こりやすい料理だけでなく人参でも付くときはあります。
ただし、これは色素がスタッシャーの表面に移ってしまうだけなので、下で紹介する方法を活用すれば落とすことができますよ。
匂いの消し方
- お湯に食器用洗剤を入れて、2~3時間ほど浸け置きする
- レモンやオレンジといった柑橘系の皮を刻んでスタッシャーの中に入れ、電子レンジで2~3分加熱して冷めるまで放置
- お湯1リットルに重曹を大さじ1杯入れ、スタッシャーを投入して20~30分ほど煮込む
- お湯1リットルに酢やクエン酸を大さじ1杯入れ、スタッシャーを投入して20~30分ほど煮込む
色移りの消し方
- 色移りが起きた箇所にサラダ油を塗り、しばらく放置してからキッチンペーパーで拭き取る
- 水で薄めた漂白剤に2~3時間ほど浸け置きする(分量は漂白剤に書かれている通りでOK)
- お湯に食器用洗剤を入れて、2~3時間ほど浸け置きする
- お湯1リットルに重曹を大さじ1杯入れ、スタッシャーを投入して20~30分ほど煮込む
- お湯1リットルに酢やクエン酸を大さじ1杯入れ、スタッシャーを投入して20~30分ほど煮込む
匂い消し・色移りのコツとして、匂いや色移りの原因となっているものは「アルカリ性・酸性どちらか分かる」と簡単に落とせるようになります。
もしアルカリ性だった場合は、酢やクエン酸といった酸性のものを使えば中和させて無くすことが可能です。
逆に酸性だったなら、重曹がアルカリ性ですのでそちらを試してみてください。
洗いやすさは?洗いにくいポイントが2つある!
スタッシャーは洗いやすいかというと、残念ながら管理人が使っているスタンドアップは少々洗いにくい方ですね。
洗いにくいポイントは、①口の細い溝のところ②口の端の部分の2つ。
上の画像は口のところにある溝ですが、ここが狭いのでスポンジが入りにくい。
ご飯粒が入ってしまった時は、箸といった細長い物で掻きだす必要がありました。
もう一つ下に画像を載せますがこの口の端の方の部分がとても洗いにくく、細かいゴミが入ってしまうと一苦労です。
画像にある黒い粒はうっかり入ってしまったコショウの粒でして、広げて水で押し流そうとしたものの取れませんでした。
後で爪楊枝で掻き出して取りましたが、口の部分は本当に洗うのに苦労しますね。
ただし、スタッシャーは頑丈なため食洗機OKですので、そういった機械で洗えば楽になると思います。
洗った後は乾燥させますが、こちらでもちょっと気になることが……。
水切りラックに逆さまにして置いたのですが、口が狭くなっているので内側の水が落ちにくい+蒸発しにくいでなかなか乾きません。
内側は乾いた布巾で拭き取るか、何とか口を開いた状態で逆さまにして置いておく必要がありますね。
スタッシャーと他のシリコーンバッグとの比較
管理人はスタッシャー以外に、ジップトップとダイソーのシリコーン保存袋も持っています。
どちらが良いのか迷う方も多いので、実際に使用した上でそれぞれのポイントをご紹介します。
スタッシャーとジップトップを比較!
スタッシャーとジップトップどちらも、複数のシリーズがあります。管理人が持っているのは、以下の通り。
スタッシャー:スタンドアップLサイズ(1656ml)
ジップトップ:ディッシュ946ml
それぞれ底が広くなっており自立できるタイプで、コンセプトはほぼ一緒です。比較してみると、違いは下記のようになりました。
スタッシャーの方が良かったところ
- 密封できるので液体や汁気が多い料理を入れて倒れても、中身が漏れてくることが無い。ジップトップは、左右に隙間があるために傾けると漏れてしまう
- スタッシャーの前面はかなり透明度が高くなっているため、中身の状態が一目で分かる。ジップトップは半透明ではあるものの、見えにくいので中身の状態は分からない
- 食パンも丸ごと入れられる大きさなので、弁当箱としても活用しやすい。ジップトップのディッシュ946mlは高さが足りず、食パンは丸ごと入らない
ジップトップの方が良かったところ
- 完全な密封はできないものの、開け閉めが軽い力でOKなため片手でも扱える
- 口が大きく開いているため、大きなものも入れやすい
- シリコーンゴムの生地が分厚いので熱が伝わりにくく、電子レンジで加熱した直後でも素手で持てた
密封性や弁当箱といった用途なら、スタッシャーの方がおすすめですね。逆に口の開け閉めやすさ・物の入れやすさといった使い勝手を重視するなら、ジップトップの方が使いやすいでしょう。
スタッシャーと100均(ダイソーのシリコーン保存袋)の比較
続いては、100均で販売されているシリコーンバッグと比べてみます。ここでは、特に人気があるダイソーのシリコーン保存袋と比較します。
スタッシャーの方が良かったところ
- 口の開け閉めは、スタッシャーの方がかなり良かった。ダイソーのシリコーン保存袋はプラスチックのバーを使うが、このバーがなかなか装着できない
- 電子レンジや湯煎といった加熱する際は、スタッシャーの方が手軽で使いやすい。ダイソーの方は密封に使うプラスチックのバーが熱に弱く、電子レンジや湯煎で使用不可なため
ダイソーのシリコーン保存袋の方がよかったところ
- ダイソーのシリコーン保存袋は1リットルサイズでも330円(税込み)と激安なので、数を揃えやすい
使いやすさでは、圧倒的にスタッシャーの方がおすすめ。そもそもダイソーの方は密封に使うプラスチックのバーが装着しにくく、湯煎の際も熱に弱いので密封できないと問題がありました。
ただし、値段は圧倒的にダイソーの方が安いため、小分けして保存するといった用途はダイソーでしょう。
スタッシャーを使ったレシピ
スタッシャーを使ったレシピですが、公式サイトに多数載っていますのでまずはそちらを下のリンクボタンよりご覧ください。
その上で、「こんなものも作れるよ」と管理人が考えたレシピも3つ紹介します。
スタッシャーと電子レンジだけでご飯を炊く!
一番は料理というか、スタッシャーを使ってご飯を電子レンジだけで炊いてみるレシピです、
用意するもの
ご飯1合
水180ml
- 米を洗い水に浸け、冬は1時間・夏は30分ほど放置する
- 米が白っぽくなったら吸水OKのサインなので、水気を切ってからスタッシャーの中に投入する
- 水180mlも入れて口を開けたまま電子レンジに入れ、600Wで10分加熱する
- 加熱が終わったら、蒸らすために口を完全に閉じて15分放置する
作ってみて芯が残るようなら吸水が不十分ですので、時間通り米を水に浸けてから加熱してください。
放置するだけで手軽にできるサラダチキン
鍋でお湯を沸かし、その中に味付けした鶏肉を入れたスタッシャーを投入して放置するだけの簡単レシピです。
用意するもの
鶏肉:100~200g
塩・コショウ:適量
お湯:鍋半分ほど
- 鶏肉の皮は剥がしても剥がさなくてもOK。鶏肉に塩コショウをして味付けをする。
- スタッシャーの中に鶏肉を入れ、できるだけ空気を抜いてから口を完全に閉じて密封する
- 鍋に水を入れて沸騰させたら、鶏肉が入ったスタッシャーを投入。
- 40~1時間ほど放置すれば完成
鶏肉をたくさん入れたり気温が低かったりすると、生焼けになるので注意してください。これは、お湯の温度が早く下がってしまうからですね。
ですので、もし冬場や鶏肉を一度にたくさん作りたいなら、20分ごとに火を入れて再沸騰させましょう。
火を使わず電子レンジのみで作れる一人鍋
疲れ切っていて何もしたくないけど、栄養は取りたい時。そういう時はただ材料を切ってスタッシャーに放り込み、電子レンジで加熱するだけの一人鍋がおすすめです。
用意するもの
豚肉:100~200g
白菜やキャベツ:葉1~2枚ほど
しめじ:一株
にんじん:1/2本
長ネギ:1/2本
好きな鍋のもと
- 野菜を食べやすい大きさに切るか、最初から切ってある鍋セットを用意
- 野菜と肉、鍋のもとをスタッシャーに投入。鍋のもとが固形の場合は、指定量の水も入れる
- 電子レンジ600W5~6分ほど加熱する
時間がある時に、野菜を切ってスタッシャーの中に入れ冷蔵庫で保存。食べるときに鍋のもとを注いで、電子レンジへとすればより手軽です。
洗い物もスタッシャーのみで済むため、忙しい時も楽になりますよ!
スタッシャーの選び方
スタッシャーが欲しくなっても、たくさんのシリーズがあるのでどれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、こちらでぴったり合うスタッシャーが見つかるように選び方をご紹介します。
全8シリーズの特徴を踏まえて選ぼう
一番良い選び方は、それぞれのシリーズごとの特徴を把握して用途に合わせて選ぶことです。
ただ、シリーズ数が多く調べるのに時間が掛かってしまいますので、こちらで全て調べてまとめておきました。
①「サンドイッチ」持ち運びやすく容量もそこそこなスタンダートモデル
スタッシャーの中でもスタンダートモデルとされ、一番人気があるシリーズです。
特徴としては、「持ち運びやすいサイズで容量もそこそこある」になります。用途が明確に決まっていないなら、いろいろと活用できるサンドイッチにするのも良いでしょう。
ちなみに、スナック・サンドイッチ・ハーフガロンは、形状がほぼ同じでそれぞれSサイズ・Mサイズ・Lサイズとなっています。
サンドイッチはどんな人におすすめ?
- 食材の保存だけでなく、お弁当箱の代わりなど幅広い使い方をしたい人
②「ハーフガロン」全シリーズの中で一番深さがある
サンドイッチを上下に大きくしたシリーズで、スナック・サンドイッチ・ハーフガロンの中で一番大きいLサイズとなっています。
ハーフガロンだけの特徴として、深さが全シリーズで一番あるため長さがあるものの保管にぴったり。魚を丸ごとやアスパラガスといった細長いものを保存するなら、ハーフガロンが良いでしょう。
ハーフガロンはどんな人におすすめ?
- 長さがある物を保存したい方
③「スナック」持ち運びやすい小型モデル
スナック・サンドイッチ・ハーフガロンの3つの中で、一番小さいSサイズ。
用途としては名称にあるように、お菓子といった軽食を入れて持って行くといったことですね。小さいのでバッグに入れても邪魔になりにくく、口がしっかり閉じられるため湿気にくいと結構便利ですよ。
スナックはどんな人におすすめ?
- アーモンドやクルミなど、おやつを持ち運びたい人
④「スタンドアップ」全シリーズの中で一番容量がある
底が広く作られていて、自立するようになっています。
立たせて保存に何のメリットがあるの?と思うかもしれませんが、実際に使ってみると視認性が良くうっかり忘れてしまうのがまず無くなりました。
そしてもう一つ特徴があり、スタンドアップは全シリーズの中でもっとも容量があります。
一番サイズが大きい「スタンドアップ メガ」は、なんと容量3.07Lもあるのでこれ一つでたくさん入りますよ!
スタンドアップはどんな人におすすめ?
- 出来るだけたくさん入るスタッシャーが欲しい人
⑤「ボウル」出し入れしやすい注ぎ口つきの大きな口が特徴
こちらも、底が広く作られていて自立できるようになっています。
スタンドアップとの違いは、①口が大きく作られていて物を出し入れしやすい②左右の角に注ぎ口が付いている③サイズの種類が多いの3つですね。
使いやすさやサイズを細かく選びたいならボウルで、容量の大きさ重視ならスタンドアップと使い分けましょう。
ボウルはどんな人におすすめ?
- 主にスープ類といった液体を保存したい方
- 物の出し入れのしやすさなど使い勝手の良さを重視したい方
⑥「ポケット」全シリーズの中で最も小さいスタッシャー
全シリーズの中で、最もサイズが小さいのが「ポケット」シリーズです。他のシリーズとは違い、2個1セットで販売されています。
用途としては、サプリメントや薬といった小さいものの持ち運びですね。
ポケットはどんな人におすすめ?
- 小物の保管にぴったりな容器を探している方
⑦「ゴーバッグ」唯一のカラビナ付きで持ち運びにぴったり
他シリーズにはない、カラビナが付いている特徴があります。
公式サイトの写真ではポケットシリーズのようにかなり小さく見えますが、実際には倍以上のサイズですのでご注意ください。
大きさがあることから、スマホやサングラス、財布といった貴重品の保管に。口を閉じておけば水が掛かっても中身は濡れませんので、アウトドア時に重宝しますよ。
ゴーバッグはどんな人におすすめ?
- アウトドア時にスマホや財布などの保管ケースを探している方
⑧「クォート」口をより大きく開けられる新バージョン
見た目はサンドイッチシリーズと似ていますが、こちらは口がより大きく開けられるようになった新バージョンです。
具体的には、角の部分が従来シリーズよりも開くようになっています。口の小ささが気になっていた方は、ぜひクォートシリーズを使ってみてください。
クォートはどんな人におすすめ?
- 物の出し入れやすさを重視したい方
これから買うならEZシリーズがおすすめ
スタッシャーを見ていると、サンドイッチとEZサンドイッチのように2種類ありますがこれはなんですか?
このEZとは新しく販売されたEZシリーズのことで、開けにくいと言われていたピンチロックシステムを開けやすく進化させたバージョンです。
具体的には口の縁の部分がより大きくなり掴みやすく、角の方から剥がせば簡単に開けられるようになっています。
既にあるサンドイッチやスタンドアップシリーズなど、EZバージョンが出ていますのでそちらを購入することをおすすめします。
サイズ一覧表と目的別サイズおすすめ
スタッシャーはシリーズだけでなく、サイズも色々とあります。どれを選べばいいのか、一覧表と目的別サイズをご紹介します。
全シリーズスタッシャーのサイズ一覧表
スタッシャーのサイズについて、それぞれのシリーズで何があるのか表にまとめてみました。
シリーズ名 | サイズとサイズバリエーション |
サンドイッチ | Mサイズのみ(幅19.3cm・高さ19.1cm・容量450ml) |
ハーフガロン | Lサイズのみ(幅21.6cm・高さ26.7cm・容量1.89L) |
スナック | Sサイズのみ(幅19.3cm・高さ12.7cm・容量293.5ml) |
スタンドアップ | ミニ(幅19.1cm・高さ14.6cm・容量828ml)・ミディアム(幅21.6cm・高さ18cm・容量1.6L)・メガ(幅24.5cm・高さ21cm・容量3.07L) |
ボウル | SS(幅15.2cm・高さ12.1cm・容量236ml)・S(幅19.1cm・高さ12.7cm・容量473ml)・M(幅23.5cm・高さ14cm・容量946ml)・L(幅27.3cm・高さ15.9cm・容量1.41L)・LL(幅31.1cm・高さ17.1cm・容量1.89L) |
ポケット | 1サイズのみ(幅9cm・高さ11.5cm・容量118ml) |
ゴーバッグ | 1サイズのみ(幅14.6cm・高さ20.7cm・容量532ml) |
クォート | 1サイズのみ(幅23.3cm・高さ19.5cm・容量1.18L) |
目的別サイズおすすめはこれ!
基本的にサイズは「何を入れたいか?」と「持ち運びたいか?」の2点から考えましょう。
料理をたくさん作るので保存したいなら、スタンドアップやボウル、ハーフガロンといった大サイズがおすすめ。
逆にあまり量を作らないなら、サンドイッチやボウルのMサイズでもOKでしょう。
お弁当箱として使うなら、サンドイッチやスタンドアップのミディアムですね。バッグに入りやすいサイズで、持ち運びやすいサイズを選びます。
食パンのサイズは「ヤマザキの麦の穂」で幅11cm高さ12.5cmですので、もしサンドイッチを入れる予定なら参考にしてください。
スナック・ボウルSS・ポケットはその小サイズから持ち運びやすく、クルミやアーモンドといったおやつやサプリメント、絆創膏といった小物用にぴったり。
ゴーバッグは持ち運び前提で作られていますが、サイズは大きいためスマホやサングラスも入ります。
このように、「何を入れたいか?」と「持ち運びたいか?」が定まればサイズも決まってきますよ!
スタッシャーはどこで買える?どうすれば安く買える?
スタッシャーは、公式オンラインショップの他、Amazon・楽天・Yahooショッピング!などでも購入できます。
では、どこで買えば安くなりお得なのでしょうか?
ズバリお答えすると、1品だけ買うならお好きなショップでOKですがそれだと割引がないので、安く買うなら公式オンラインショップのセット販売を利用してください。
Amazonや楽天などでもセット販売はあるのですが、残念ながらほぼ定価でして特に割引はありません。
公式オンラインショップでは多数のセット販売があり、しかも割引があるので利用すれば安く買えますよ!
例えば公式オンラインショップで販売されている、スターターセットを見てみましょう。
スターターセット
・スタンドアップ ミディアム 1点
・EZハーフガロン 1点
・EZサンドイッチ 2点
・EZスナック 2点
・ポケット(セット) 1点
合計7点セット 11200円(2022年11月13日の価格)
これを定価で全部揃えると13530円ですが、11200円ですので2330円の割引となっています。
それに公式オンラインショップでは、3300円以上の購入で送料無料です!
ちなみに、公式によると現在(2022年11月13日)のセット販売人気ランキングは以下の通りとなっています。
・1位:「ボウル3点セット(SS、S、M)」 6600円→5940円 660円お得
・2位:「【公式サイト限定】スターターセット(EZ)」 13530円→11200円 2330円お得
・3位:「【公式サイト限定】スタンドアップ3点セット」 8250円→6930円 1320円お得
割引を使えばお得になるので、この機会にスタッシャーを揃えてみませんか?
まとめ
スタッシャーとはシリコーンゴムで出来た、洗って何度でも使える密封が可能な容器。
ラップや使い捨てポリ袋と違って、ゴミを出さないのが特徴です。
他メーカーからも似たような物は出ていますが、スタッシャーは密封性が高く漏れにくい点とシリーズが多くぴったり合うものを選べるメリットがあります。
口の開け閉めがしにくい点を指摘されているものの、新バージョンのEZシリーズではより開け閉めしやすくなっており使い勝手が向上しています。
シリーズが多いのでどれを買えばいいのか迷うという方に、今回は全シリーズの特徴とどんな人におすすめかを載せたので参考にしてください。
1個だけ買うならどこもほぼ定価なので、よく使うショップを利用するのがおすすめ。
安く買いたいなら公式オンラインショップで行っている、割引ありのセット販売を利用しましょう。
Amazonや楽天などにもあるセット販売は、割引がほぼ無いので注意。
スタッシャーを活用して、料理のたびに必ず出るラップやポリ袋といったゴミを減らしませんか?