【必見】体に悪い食べ物ベスト10!発がんや心臓病リスクを上げるのはどれ?

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料理

数ある食品の中で、最も体に悪い食べ物は何でしょうか?

管理人は料理が趣味で食べ物についても興味があり、今回の記事を書くにあたってかなりの資料を参照しました。

その結果判明した、体に悪い食べ物をランキング形式で10個発表します。

今回は特に発がん性を重視しているため、がん予防に興味のある方はぜひご覧ください。

体に悪い食べ物ランキングベスト10!

体に悪い食べ物をランキング形式でベスト10まで発表します

また、なぜ体に悪いのか科学的な根拠についてはランキング後に解説しています。

1位:加工肉 (ベーコン、ハム、ソーセージなど)

多分困惑されると思いますが、1位はベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉です。

これは、国際がん研究機関の発がん性があると判断されるグループ1に分類されているため。

グループ1は、人に対して発がん性があると確認されたものです。

実際に研究では、毎日50gの加工肉を摂取すると大腸がんのリスクが18%増加すると判明。

また、動脈硬化のリスクも上げてしまうため、出来れば過剰摂取は控えた方が良い体に悪い食べ物です。

加工肉が発がん性や動脈硬化のリスクが高いのは、食品保存料や食品添加物、飽和脂肪酸などが多く含まれ、それに加えて発がん性が指摘されている亜硝酸ナトリウムも入っているからです

亜硝酸ナトリウムは見た目を良くし酸化を防ぎ、味も美味しくなるため加工肉には必要なもの。

もちろん、たまに少量食べるくらいなら問題ないですが、毎日ベーコンやハム、ソーセージをたくさん食べているなら食生活を改めるのをおすすめします。

農林水産省:国際がん研究機関(IARC)による加工肉及びレッドミートの発がん性分類評価について

2位:アルコール(過剰摂取)

2位はアルコールの過剰摂取で、こちらも国際がん研究機関から発がん性のある可能性が高いグループ1に分類されているからです。

ちなみに、アルコールとアセトアルデヒドの両方に発がん性が認められています。

特に怖いのが口腔がん、咽頭がん、食道がん、肝臓がん、乳がん、大腸がんなどの様々ながんと関連していることですね。

アルコールの摂取量が多いほど、がんリスクは上がっていきます。

なお、適量のアルコール摂取なら、心臓病リスクが20%減ることが知られていますが、やはり過剰飲酒だと心臓病リスクは上がってしまいます。

ストレスや不安を即座に解消してくれるアルコールは、適量なら健康にも良いのでほどほどに嗜みましょう。

厚生労働省e-ヘルスネット:アルコールと循環器疾患

3位:フライドポテト

フライドポテトは発がんリスクと心臓病リスク、また肥満へのリスクから3位となりました。

高温で調理されるフライドポテトは、アクリルアミドという発がん物質が生成されます。

アクリルアミドは国際がん研究機関では、おそらく発がん性がある物質のうちグループ2Aに分類

グループ2Aは人に対して恐らく発がん性があるというもので、グループ1の人に対して発がん性があるよりは一段階下となっています。(3位なのはこの点を考慮)

このアクリルアミドは神経性のたんぱく質と結合し神経毒性があり、事故で大量に吸収してしまった人に筋力低下や感覚異常などの症状が出ました。

もちろん生成されるアクリルアミドは少量なのでこのようなことは起きませんが、脂質や糖質が多く過剰に食べると肥満から心臓病リスクを高めてしまいます。

農林水産省:アクリルアミドの健康影響

4位:砂糖入り清涼飲料水

甘い清涼飲料は大量の砂糖が入っており、これが心臓病リスクや肥満、糖尿病リスクを高めてしまうことから4位に入りました。

直接的な発がんリスクはあまりないものの、肥満により発がんリスクが高まるため間接的にはありあます。

砂糖入りの清涼飲料で特に問題なのは、砂糖が多くごくごく飲めてしまうため血糖値に影響を与え糖尿病リスクを増加させる点です。

近年糖尿病の方々が増加していますが、砂糖入りの清涼飲料の消費増も原因ではないでしょうか。

砂糖入りの清涼飲料水を1日に2杯以上飲んでいた人は、飲んでいなかった人に比べて心臓疾患で死亡するリスクが31%高かったという研究結果も。

美味しいのでついつい飲んでしまいますが、砂糖が大量に入っていますので飲み過ぎないようにしましょう。

国立がん研究センター:清涼飲料水(ソフトドリンク)と糖尿病発症との関連について

5位:ドーナツ

5位のドーナツは高カロリー・高脂肪・高糖質なため、心臓病リスクや肥満・糖尿病リスクを高めてしまう体に悪い食べ物です。

発がん性については、油で揚げることからフライドポテトのところでも解説したアクリルアミドが含まれます。

また、トランス脂肪酸が含まれるケースもあり、これは心臓病リスクを上げてしまいます。

トランス脂肪酸が体に悪い理由は、悪玉コレステロールを増やしてしまうため動脈硬化のリスクを上げて心臓疾患の危険性も高めるため。

ドーナツはたまに食べるなら問題ないですが、毎日のように食べている方は要注意です。

農林水産省:すぐにわかるトランス脂肪酸

6位:アイスクリーム

6位はアイスクリームで冷たく美味しいものの、砂糖が多く含まれ脂質も多い点から肥満や糖尿病リスクを高めてしまいます。

直接的な発がん性リスクはないものの、多くの脂肪が含まれており悪玉コレステロールを増やし動脈硬化のリスクを上げ心臓疾患に繋がる可能性があります。

特に問題なのが肥満や糖尿病リスクで、含まれている砂糖から血糖値の急激な上昇と下降を引き起こしてしまいます。

ちなみに、アイスクリーム100g辺り178lcalで糖質23.1gに脂肪8gとなっておりそれぞれ高めですね。

アイスクリームは好きな方は毎日のように食べてしまいますが、健康を考えてせめて糖質や脂肪が少ないものを選択しましょう。

7位:ピザ

7位はピザで、カロリーや脂肪が高く、塩分も含むことからこの順位になりました。

発がん性においては、主に加工肉で上に載せられていることが多いペパロニやソーセージが考慮されます。

上でも紹介しましたが、加工肉は国際がん研究機関において人に対して発がん性があるグループ1に分類されています。

また、多くのチーズが使われており、カロリーや脂肪が多いため、肥満や糖尿病リスクを高めてしまう点も。

肥満により、様々な種類の発がんリスクも高まります

ピザは美味しいですがたまに食べるくらいにするのが良さそうですね。

8位:ケーキやクッキーなどの焼き菓子

ケーキやクッキーといった甘い焼き菓子は、使われる砂糖の量が多くカロリーも高め。

主に、肥満や糖尿病リスクを高めてしまうことから8位になりました。

飽和脂肪酸や場合によってはトランス脂肪酸を含み、悪玉コレステロールを増やすことで動脈硬化のリスクを上げてしまいます。

食品添加物も多く、着色料から人工甘味料や合成香料、膨張剤など様々なものが使われています。

頻繁に食べることで肥満や糖尿病リスクを高めてしまうため、注意が必要な食べ物です。

9位:エナジードリンク

意外と多く含まれる砂糖と、高濃度のカフェインによる健康のへの影響から9位に。

エナジードリンクは肥満や糖尿病リスクだけでなく、カフェインによるその他の健康への影響も見逃せません。

カフェインは心臓病リスクはないものの、メンタルへの影響や不眠といった点があります。

特に眠れないことで、日中に集中力低下や抑うつなどの症状が出てしまいます。

これにより、仕事でミスをするといった問題も起きるため結構重要ですね。

カフェインは成人で1日400mgまでなら問題ないとされますが、人によって耐性が異なりますので注意してください。

農林水産省:カフェインの過剰摂取について

10位:菓子パン

最後の10位は菓子パンで、これは体に悪いと聞いたことがあるのではないでしょうか。

直接的な発がん性リスクについてはそこまで高くありませんが、高カロリーで高糖質・高脂肪、さらに食品添加物も多く使われているため体に良いとは言えない食品です。

メーカーによっては、上でも出てきたトランス脂肪酸を使用していることも。

なお、パンにおいては臭素酸カリウムの問題が近年では議論となっています。

この臭素酸カリウムは発がん性があるのではないかと言われ、国際がん研究機関もグループ2Bに分類し人に対して発がん性があるかもしれないとしています。

そのため、海外では臭素酸カリウムは食品添加物としては禁止されているものの、日本ではまだ禁止されておらず菓子パンにも入っている可能性があります。

日本生活協同組合連合会:臭素酸カリウムについてのQ&A

ランキングの根拠は発がん・肥満や糖尿病・心臓病などのリスク

ランキングでの順位付けの科学的根拠を解説します。

基本的に発がんリスク・心臓病リスク・肥満や糖尿病リスク・その他の健康への影響の4つのリスクを想定してランキングは作成されています。

このうち死亡リスクが高いと思われる発がんリスクを一番重視し、次に心臓病、その次に肥満や糖尿病リスク、最後にその他の健康への影響という順番に評価。

つまり、ランキングは発がんリスクが最も高く次いで心臓病リスクが上がってしまうものが上位になるように作成されています。

なお、4つのリスクについての詳細は以下の通りです。

  1. 発がんリスク:発がん物質を含み、発がんリスクが上がってしまう研究結果があるものを特に上位に設定しました。ランキングで加工肉が1位になったのは、発がんリスクが科学的に判明しているためです。
  2. 心臓病リスク:飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを増やすことが知られています。
  3. 肥満や糖尿病リスク:砂糖や脂肪の多い食べ物や飲み物が原因で、肥満や糖尿病リスクが上がってしまいます。
  4. その他の健康への影響:これは例えば高血圧だとか生活習慣病になるリスクを上げてしまうものです。

注意点:体に悪い食べ物は量が問題。食べたらすぐに病気になる訳ではない

体に悪い食べ物をご紹介しましたが、人によっては「これは体に悪いから食べるな!」と一切食べないようにするかもしれません。

確かに、ランキングで発表した食べ物は体に悪い成分が含まれています。

しかし、食べたらすぐに病気になる訳ではなく、たまに食べる程度なら問題ありません。

体に悪い成分でも摂取量が重要でして、頻繁に食べたり毎日大量に食べたりした場合に限り病気になるリスクが上がってしまいます。

そのため、アイスクリームや清涼飲料水など体に悪い食べ物も一切やめる必要はなく、量や頻度に気を付けて楽しみましょう。

まとめ:体に悪い食べ物ベスト10で日々の食事を改善しよう

体に悪い食べ物をランキングで10個紹介しました。

今回のは特に発がんリスクを重視したため、はっきり発がん性があると確認されている加工肉が1位となりました。

ショックを受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の食生活ならそこまで加工肉を食べないので問題はありません。

逆に毎日加工肉を食べていたという方は、この記事をきっかけとしてやめてみてください。

意外と多くの体に悪い食べ物があるので、知識を付けて食生活を改善していきましょう。

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