マシュマロクッキーは冷めたらどうなる?不思議な食感の変化を楽しめる!

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料理

手軽に作れることから人気になっている、マシュマロクッキーは冷めたらどうなるのでしょうか?

管理人は料理が趣味で、小さいころから20年以上毎日何かしら作っています。

今回の記事は、①マシュマロクッキーは冷めたらどう変化するのか②変化する仕組みの解説③マシュマロクッキーの失敗しないレシピの3つです。

今までマシュマロクッキーに挑戦しても上手にいかず困っていた方も、今回の冷えたらなぜこうなるのかの仕組みを知ることで失敗しなくなりますよ!

マシュマロクッキーが冷めたらどうなる?

マシュマロクッキーとは、マシュマロをレンジやオーブンで柔らかくしてからクッキーを載せたり挟んだりしたお菓子です。

もともと柔らかいマシュマロを加熱し更に柔らかくしてから、冷ましたらどうなるでしょうか?

マシュマロクッキーを冷ますとサクサクとした食感に変化!

実はマシュマロをレンジやオーブンで加熱してさらに柔らかくした後に、冷めたら軽いサクサクとした食感に変化します。

これはマシュマロは、元々メレンゲをゼラチンで固めたお菓子だからです。

メレンゲを絞り、オーブンで焼いたメレンゲクッキーというお菓子は知っていますか?

メレンゲクッキーは小麦粉を入れていないのに、柔らかいメレンゲがオーブンで焼くだけで固くなり、軽いサクサクとした食感になるお菓子です。

原理はメレンゲをオーブンでしっかり乾燥させることで、固くしてサクサクとした食感を生み出しています。

マシュマロも元々はメレンゲですので、オーブンで加熱してしっかり乾燥させれば固くなりサクサクとした食感になります。

マシュマロクッキーは冷めても美味しい!

あるところで「マシュマロクッキーは、冷めても美味しいのか?」という書き込みを見ました。

マシュマロクッキーは温かいうちに食べると、クッキーのサクサク感と柔らかいマシュマロのハーモニーが楽しめます。

しかし、冷めてもマシュマロの食感がサクサクに変わるため、こちらも美味しいので安心してください。

どちらが良いのかは個人の好みによりますが、管理人は冷めた方が好みです。

次の見出しで、食感が違う2種類マシュマロクッキーのレシピを紹介します。どちらも簡単にできるのでぜひ作ってみてください。

マシュマロクッキー作りに失敗!?その原因とは

マシュマロクッキーに失敗してしまう場合は、何が原因でしょうか?ここでは複数の失敗例を元に何が原因だったのか解説します。

①作ったマシュマロクッキーがベタベタしたり柔らかい

この場合はシンプルに乾燥不足か冷えてないのが原因です。乾燥させるためには120度ほどのオーブンで、45分は必ず加熱してください。

加熱時間を短くしてしまうと乾燥しきれず、ベタベタしてしまいます。

それからオーブンから出した直後は柔らかく、冷えると固くなりますのでしばらく置いておきましょう。

②マシュマロやクッキーが焦げてしまった

オーブンの温度が高すぎると、オーブンに入れている時間が長いのもあり焦げてしまいます。

マシュマロクッキーは焼くのではなく乾燥させるがメインですので、オーブン温度は120度までで加熱してください。

なお、オーブンではなくオーブントースターを使うと、熱源が近いため焦げる可能性が高くなってしまいます。

③複数のマシュマロがくっついてしまい1つの大きなマシュマロクッキーが出来た

オーブンの天板にあまりにも多くのマシュマロを詰め込み過ぎた場合は、溶けた際にくっついて大きなマシュマロクッキーが出来てしまいます。

マシュマロは溶けると円状に広がるため、余裕を持たせて並べてください。

なお、複数のマシュマロがくっついてしまったら、柔らかいうちに包丁で切り分けておけば問題ありません。

食感が違う2種類のマシュマロクッキーのレシピを紹介

ここでは、2種類のマシュマロクッキーのレシピを紹介します。どちらも食感が異なりますので、好みの方を作ってみてください。

①2種類のサクサク感が面白いマシュマロクッキーのレシピ

こちらはクッキーとマシュマロ、どちらもサクサクとした食感が楽しめるマシュマロクッキーのレシピです。

材料と量

  • マシュマロ:好きなだけ
  • クッキー:好きなだけ

作り方

  1. オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上にマシュマロを並べていく(※マシュマロ同士がくっつかないように少し離して配置してください)
  2. 150度で10分加熱し、マシュマロを柔らかくする
  3. いったん取り出し、柔らかくなったマシュマロの上にクッキーを載せる
  4. オーブンに戻し、120度で45分ほど加熱する
  5. 冷めたら完成!

工程4の加熱時間が長いですが、これはマシュマロを乾燥させてサクサクにするためです。温度設定が高すぎるとマシュマロやクッキーが焦げてしまいますので、必ず120度まで下げて加熱してください。

出来上がったマシュマロクッキーがベタベタする場合は、乾燥が不足しています。メーカーによってマシュマロの水分量が異なり乾燥しきれない可能性がありますので、ベタベタした場合は追加で加熱してください。

管理人
管理人

クッキー以外にアーモンドやクルミといったナッツ類を載せても美味しいですよ

②サクサク&と飴のような不思議な食感のマシュマロクッキーのレシピ

こちらは、サクサクとしたクッキーと飴のようなマシュマロの食感が面白いマシュマロクッキーです

材料と量

  • マシュマロ:好きなだけ
  • クッキー:好きなだけ

作り方

  • 大きく平らな皿の上にクッキングシートを敷き、その上にマシュマロを載せていく
  • 電子レンジに入れ、600Wで1分ほど加熱しマシュマロを柔らかくする
  • 柔らかくなったマシュマロの上にクッキーを埋め込む
  • 少し冷めたら完成!

こちらはマシュマロを乾燥させる必要がないため、レンジで1分ほど加熱して柔らかくするだけでOKです。電子レンジで加熱した場合は、冷えると飴のような食感になります。

マシュマロクッキーが時間を置くとベタベタするのはなぜ?

オーブンで長時間加熱ししっかり乾燥させたマシュマロクッキーでも、時間が経つとベタベタする場合があります。

これは、マシュマロは構造が原因で吸湿性がよいため、空気中の水分を含んでしまうからです。

マシュマロにはたくさんの気泡があり、これが独特の弾力を生み出しています。

たくさん気泡があるということは、目に見えないほど小さい細かい穴がたくさん空いた状態でもあるります。

こういった細かい穴がたくさんあると、表面積が大きく空気中の水分と接触が増えるためより水分を吸収できるようになります。

例えば炭は吸湿性がよく乾燥剤の代わりに使われますが、吸湿性が良い理由はマシュマロと同じく目に見えない細かい穴がたくさんあるためです

作ったマシュマロクッキーをベタベタさせないためには、すぐに食べてしまうかシリカゲルといった食品にも使用できる乾燥剤を入れて瓶やタッパーなどで保管してください。

まとめ:マシュマロクッキーは冷めたらサクサクした食感に!

柔らかいマシュマロを使用したマシュマロクッキーは、作り方にもよりますがサクサクした食感になります。

これはメレンゲクッキーと同じ仕組みで、オーブンを使用しマシュマロをしっかり乾燥させるため。

マシュマロの原料はメレンゲとゼラチンのため、乾燥させることでメレンゲクッキーのようになります。

メレンゲクッキーのレシピを見ると、オーブン100~120度の低温で40分や50分といった長時間加熱がほとんどです。

これだけ長時間加熱するのは、マシュマロを乾燥させてサクサクとした食感にするためになります。

逆にマシュマロの柔らかさを生かしたいなら、乾燥させずにレンジで1分ほど加熱して柔らかくするだけでよいでしょう。

仕組みを知ったなら、失敗することなく思い通りのマシュマロクッキーが出来ますので、ぜひ挑戦してみてください。

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