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【比較レビュー】ポケトークmimiやタブレットmimiと音声入力アプリはどちらがいい?

タブレットmimiとポケトークmimiを並べる 便利なアイテム

聴覚障害者だと、音声を文字にしてくれるアプリやデバイスは必需品ですね。管理人も両耳とも聞こえないので、コミュニケーションのため手放せない物になっています。

去年ソースネクスト社からポケトークmimiやタブレットmimiという、AIボイス筆談機が販売されました。でも、こう思う方もいると思います。「無料で使える音声入力アプリでも十分なんじゃないの?」と。

確かに音声入力アプリも、無料で良いのか困惑するほど高性能なものが出てますね。そこで今回は、AIボイス筆談機と音声入力アプリを比較してみました。

ちなみに、先に比較した結論を言ってしまうと、「変換の精度が高く使いやすいAIボイス筆談器をメインに、音声入力ができない時や電波状況が悪い時用に予備としてアプリも使う」のがおすすめです。

なぜそうなるのかは、この先で書いていますのでぜひ読んでくださいね!

AIボイス筆談機と音声入力アプリを比較してみる

今回はAI筆談器である、AIボイス筆談機「ポケトークmimi」AIボイス筆談機「タブレットmimi」の2つに、音声入力アプリはこえとらとUDトークを採用しました。

ちなみに、なぜたくさんあるアプリからこえとらとUDトークを選んだのかは、教育機関などでの使用実績があり多くの人が使っているだろうと推測したからです。

音声→文字の変換精度は「ポケトークmimi」が一番高い

タブレットmimi・ポケトークmimi・アプリを入れたiPadを並べて喋って、ちゃんと正確に変換されるか確認しました。なお、アプリを2つ同時に起動はできないので、入れ替えながら行います。

なお、管理人は聴覚障害者ですが、小学生の頃までは聞こえていたので喋ることはできます。ただ、自分の声が聞こえないので、滑舌は悪い方です。

 

まずは、「こえとら」から始めます。「初めまして、よろしくお願いいたします」と喋ってみます。
AI筆談器とこえとら1

画像では見えにくいですが、3つともちゃんと変換されました。

続いて、「今日の夕食は何が食べたいですか?」と喋ります。

AI筆談器とこえとら2

ポケトークmimiとタブレットmimiは、正しく表示されています。こえとらは、最初は正確に変換できていると思ったのですが最後の「か」が抜けていますね。

ちなみに、タブレットmimiだけ2回表示されているのは、こえとらの開始ボタンを押し忘れてもう一度行ったからです。

次は「今日は寒いですね」と話してみます。

AI筆談器とこえとら3

ポケトークmimiは、正確に表示しています。こえとらも先ほどと同じで最後が抜けていますが概ね合っています。タブレットmimiは、なぜか「今日は3時過ぎ」と全然違いますね。

続いて、UDトークです。

「初めましてよろしくお願いします」「おはようございます」「こんばんは」「今日は何日ですか?」と喋ってみました。

UDトークで音声入力

UDトークの文字が小さく写真だと潰れてしまい見えなかったので、スクリーンショットを貼り付けています。ちなみに、ポケトークmimiとタブレットmimiは、どの言葉も正確に表示されました。

「初めましてよろしくお願いします→林に回して、牛久も2名にします」と意味不明な文に変換されてますね……。もう一度喋ったところまた意味不明な文章になってしまい、3回目でやっと正確に表示されました。

意味不明な文章になっているところも、同時に起動していたポケトークmimiとタブレットmimiは正確に表示できたのですがなんでだろう……。

音声を文字に変換する精度を見てみると、一番精度が良いのは「ポケトークmimi」です。続いて、こえとらとタブレットmimi、最後にUDトークとなります。

この結果から、精度を重視して選ぶなら「ポケトークmimi」がおすすめですね。

変換するスピードは「こえとら」が一番遅い

次に、音声から文字に変換するスピードを比較してみます。

タブレットmimiとポケトークmimiを並べる

タブレットmimi・ポケトークmimi・UDトークは、だいたい1~2秒と高速で表示してくれます。これだけ素早いと待つ必要がないので、普通に話しているのと近い感じでコミュニケーションが取れますよ。

「こえとら」だけは3~4秒ほどで、たまに5秒以上かかることがあります。そのため、待ち時間が発生して、会話のテンポが少々崩れました。ただ、時間は掛かりますが、上でも書いたように変換の精度はなかなか良いです。

「タブレットmimiとUDトーク」は履歴が表示される

タブレットmimiで音声を文字に変換

タブレットmimiとUDトークは、何かボタンを押さなくても喋った言葉が画面に残ります。これが、さっき何喋ったか確認しながら話せるので役立ちました。

こえとらでも右下にある「履歴を見る」ボタンで、履歴を見ることはできます。ただ、いちいち押さないといけないので、確認しながら話すのは無理です。

ポケトークmimiについては履歴を見る機能は無く、代わりによく使う言葉をお気に入りとして登録してすぐ出せる機能があります。

「こえとら」だけネットに繋がっていなくても使える

こえとらで音声入力中

タブレットmimi・ポケトークmimi・UDトークは、インターネットに繋がっていないと利用することができません。これは、何と言っているのか分析する音声認識エンジンが使用できないからです。

ところが、「こえとら」だけはアプリに内蔵された音声認識エンジンに切り替わるようで、インターネットに繋がらない所でも使用することができます。

場所によっては電波状況が悪く使用できないことがあるため、ネットに繋がらなくてもOKは助かりますね。

ただし、使用してみたところ内臓された音声認識エンジンは精度があまり高くなかったので、緊急時のみの使用と考えた方が良さそうです。

日常的に使うとAIボイス筆談器の手軽さが本当に便利

ポケトークmimi標準文字サイズ

それぞれを、日頃のコミュニケーションで利用してみて使い心地を比較してみました。

最初はスマホでも使えるしアプリでもいいかと思っていましたが、使ってみるとポケトークmimiのような専用機の良さが気に入り手放せなくなりました。

アプリはスマホの電源を入れてアプリを起動、設定してから開始ボタンを押す……と手順が少々長いのでもたつきがあります。

AIボイス筆談機の方は専用機だけあって、さっと使えるのが本当に便利でした。タブレットmimiなら机の上に置いておいて、誰か来たら電源ボタンを押すだけ。後は喋れば、文字として勝手に出力してくれます。

ポケトークmimiも電源を押したら、喋る時だけ下の丸いボタンを押すだけ。やっぱり手軽に使えるという点は、コミュニケーションする上で大切ですね!

また、使用していて思ったのですが、スマホやタブレットだと個人情報が入っている点が気になりました。場合によっては、まったく知らない人に短時間とはいえ預けることになるので。人によっては、渡したらそのまま余計な操作をする可能性もありますからね…。

しかし、専用機なら音声→文字に変換しかできないので、個人情報が漏れる心配がなく安心です。

「こえとら」が多機能で他を圧倒!AIボイス筆談機はブラウザ機能が良い

ポケトークmimiとブラウザ表示

音声から文字に変換する、音声入力以外を比較してみます。

これは、「こえとら」が搭載された機能が多く他を圧倒していますね。こえとらは音声入力アプリというよりも、聴覚障害者のコミュニケーションサポートアプリ。

ですので、音声入力だけでなく、仮想キーボードを使い文字でチャット・指文字で書く・地図を表示など色々できる事が本当に多いです。

ポケトークmiiとタブレットmimiはAIボイス筆談機ですので、基本的には音声を文字に変換して画面に表示するしかできません。ところが、アップデートにより、ブラウザ表示という機能が追加されました。

このブラウザ表示は、画面に出ている文字をスマホやPCから開いたブラウザにも表示する機能。それだけ?と思うかもしれませんが、これが聴覚障害者にとってはとても便利な機能です。

例えば会議や朝礼などでは喋る人が離れた位置にいることが多いので、音声入力アプリなども含めて使用できません。どうしても使用するなら、聴覚障害者も画面が見えるように喋る人の近くに移動する必要があります。

ところが、ブラウザ表示が実装されてからは、聴覚障害者は話す人から離れた位置にいてもOKに。ポケトークmimiやタブレットmimiを喋る人が持つか前に置き、聴覚障害者の前にはブラウザを開いたスマホやノートPCを置きます。

そうすれば、離れた位置にあるポケトークmimiやタブレットmimiが音声を拾ってブラウザに表示してくれるので、耳が聞こえなくても会議や朝礼にちゃんと参加できるようになりますよ!

【まとめ】ポケトークmimiやタブレットmimiにこえとらを併用がベスト

ポケトークmimiで音声を文字に変換

AI筆談器であるポケトークmimiやタブレットmimiと、音声入力アプリのこえとらやUDトークを比較してみました。文字に変換する精度はどれも普段から利用できるレベルですが、試してみたところその中でも「AIボイス筆談機「ポケトークmimi」」が一番高いという結果になりました。

もう一つの「タブレットmimi」も同じ音声認識エンジンを使用しているだろう推測していたので、同様になると思ったのですが意外と差がありますね。

比較した結論としては、どれか一つだけ使うのではなく「ポケトークmimiやタブレットmimiといった専用機をメインとして使い、予備のこえとらをスマホにインストールしておく」がベストだと思います。

スマホと違って個人情報が漏れる心配もなく、何より起動までが素早いのでコミュニケーションが気軽に行えます。だからこそ、普段はポケトークmimiやタブレットmimiを使い、電波状況が悪かったりうまく音声入力できない時はこえとらを併用するのが良いですね。

昔は考えられませんでしたが、耳が聞こえなくてもご紹介したようなデバイスやアプリを使用することで気軽にコミュニケーションできる時代が来ています。

もしこれを読んでいる人が私と同様の悩みを抱えているなら、ぜひ試してみてくださいね。今まで苦労していたコミュニケーションが、楽しくて仕方なくなりますよ!

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