【徹底比較!】グリーンパンのメイフラワーとウッドビーの違いは?

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料理

グリーンパンの入門として、有名なシリーズがメイフラワーとウッドビーです。しかし、どちらを買えば良いのか分からず迷ってしまうという方も結構います。

そこでこの記事では、メイフラワーとウッドビーのそれぞれのシリーズを徹底的に調査し比較して違いを明らかにします。

比較する項目は、デザイン・サイズ・重量・価格・コーティング・持ち手・リベット・IH対応・金属製の調理器具・オーブンと食器洗い機・人気の12項目。

 

どちらを買えば良いのか迷っていた方は、この1記事を読むだけで迷いがすっきりと解消しますのでぜひご覧ください。

ちなみに徹底的に比較したところ、メイフラワーの方がサイズや低価格さなど様々な項目で優れていることが判明しました。

 

事前情報:メイフラワー・ウッドビーシリーズ一覧

まずは事前情報として、メイフラワーとウッドビーの各シリーズに何があるのか一覧でご紹介します。

メイフラワーシリーズ一覧
  1. フライパン:28・26・24・20cm
  2. キャセロール(蓋つきの厚手なべ):20cm
  3. エッグパン (卵焼き器):14×18cm
  4. ソースパン(小型の片手鍋):16cm
  5. ウォックパン(深型フライパン):28cm
ウッドビーシリーズ一覧
  1. フライパン:28・26・24・20cm
  2. キャセロール(蓋つきの厚手なべ):20cm
  3. エッグパン (卵焼き器):14×18cm
  4. ソースパン(小型の片手鍋):16cm
  5. ウォックパン(深型フライパン):28cm

こうして確認してみると、どちらも取り扱っているサイズも含めて同じですね。

ただし、次にご紹介するように、種類とサイズが同じでもそれぞれ違いはありますのでそちらを見てからどちらを買えば良いのか決めましょう。

メイフラワーとウッドビーを徹底的に比較!

それでは、こちらでメイフラワーとウッドビーの各シリーズを徹底的に比較していきます。デザインの外にも結構な違いがあるので、驚きますよ!

①デザイン:個人的にはウッドビーが好き

まずは、メイフラワー・ウッドビーのデザインを比べてみましょう。

メイフラワーのコンセプトは「ノスタルジーな雰囲気」。ヴィンテージ調のカラーリングで、全体的に落ち着いた色合いです。

持ち手は木製になっていて、全体的なカラーに合っていますね。

ウッドビーは、「ヨーロッパの昼の森をイメージ」がコンセプト。昼なので全体的に明るく、真っ白なカラーリングが魅力です。

持ち手は、プラスチックにウッド調の加工がアクセントになっています。

正直に言うと、デザインについては主観が大きいので絶対にこちらだとは言えません。

読者の方は、どちらのデザインが好きでしょうか?

ちなみに管理人の場合は、明るい雰囲気のウッドビーが好みです。

②大きさ・重量・価格:ほとんどでメイフラワーの方が大きく軽量で安い!

大きさ・重量・価格の違いはどうなのか、メイフラワーとウッドビーの2シリーズをフライパンやキャセロールなど各種類でそれぞれ比べてみます。

それでは、フライパン・キャセロール・エッグパン(卵焼き器)・ソースパン・ウォックパンの計5つを比較して確認していきましょう。

ちなみに、画像をクリックかタップすることでグリーンパンの公式ページに飛べますのでご活用ください。

フライパンはメイフラワーシリーズの方が少し大きく深みがある

※フライパンは複数のサイズがありますが、代表してよく使われるであろう26cmで比較します。

メイフラワー

サイズ 全長44.5x幅26.6x高さ9.7x深さ6cm
重量 840g
価格 8250円

ウッドビー

サイズ 全長44x幅26.7x高さ8x深さ4.7cm
重量 880g
価格 8800円

こうやって確認してみると、フライパンはメイフラワーの方が少しだけ大きく深さもありますね。重量は40gほどメイフラワーが軽く、価格は550円ほど安いという結果になりました。

フライパンを買うなら、同サイズでも大きく軽く値段も安いとコスパ良いのでメイフラワーがおすすめです!

キャセロール

※キャセロールはどちらのシリーズも20cmしかないので、このサイズで比較します。

メイフラワー

サイズ 幅21x高さ16.5x深さ9.5cm ガラス蓋:径21x高さ7cm
重量 830g
満水容量 3.1L
価格 9900円

ウッドビー

サイズ 全長33x幅20.6x高さ15.6x深さ10.1cm ガラス蓋:径20.7x高さ6.1cm
重量 1420g
満水容量 3.1L
価格 12100円

キャセロールでは、0.6cmほどではありますがウッドビーの方が深さがありますね。

サイズはどちらも20cmとなっていますが、ウッドビーの方が1420gとかなり重く……。

差は590gもありますが、ほぼ同サイズでなぜここまで重さが違うのか謎ですね。

公式の計量ミスでなければ、恐らくですがウッドビーの方が本体が厚く作られているのでしょう。

全長ではウッドビーの方が大きいのですがそこまで差もなく、満水容量はどちらも3.1Lと変わりありません。

1000gを超えると料理も含めて2kgほどになりますので、女性や年配の方は軽く扱いやすいメイフラワーを選ぶと良いでしょう。

エッグパン(卵焼き器)

※エッグパン(卵焼き器)も各シリーズ14×18cm1サイズしかありませんので、それで比較します。

メイフラワー

サイズ 全長35.7x幅14.7x高さ7.5x深さ3.5cm
重量 490g
価格 6820円

ウッドビー

サイズ 全長35x幅14.7x高さ6.3x深さ3.5cm
重量 550g
価格 7700円

エッグパンとは、卵焼きを作るための四角い小さなフライパンのことです。

比較してみるとサイズは深さと幅は同じですが、高さと全長がメイフラワーシリーズの方が大きくなっています。

ただ、不思議なのが小さいウッドビーの方が60gほど逆に重くなっている点です。

メイフラワーシリーズは、持ち手が木製でエッグパンも同様。

ウッドビーは持ち手がプラスチックで、プラスチックの方が同じ体積でも木より重いのでその差もあるかもしれませんね。

サイズ的にそこまで差はないですが、軽くて扱いやすいメイフラワーが方が良いでしょう。

ソースパン(片手鍋)

※ソースパンはどちらのシリーズも16cmしかありませんので、このサイズで比較します。

メイフラワー

サイズ 全長34x幅17.2x高さ13.2(蓋付きの場合)x深7.6cm ガラス蓋:径17.3x高さ5.7cm
重量 570g
満水容量 1.6L
価格 7150円

全長34x幅17.2x高蓋付13.2x深7.6cm ガラス蓋/径17.3x高5.7cm
重量:570g
満水容量:1.6L
\7,150

ウッドビー

サイズ 全長32.3x幅16.7x高さ13.5(蓋付きの場合)x深さ8.2cm
重量 910g
満水容量 1.5L
価格 8800円

重量:910g
満水容量:1.5L
\8,800

ソースパンとは、小型の片手鍋のことです。

サイズを見てみると、メイフラワーの方が全長は大きいのですが深さはウッドビーの方が0.6cmほど深くなっています。

ただし、満水容量はメイフラワーの方が1.6Lでより多く入りますね。

特に注目したいのが、メイフラワーの方が重量が570gしかなく軽く扱いやすい点です。ウッドビーは、910gですので結構な差があります。

どちらのシリーズも本体の素材はアルミニウム合金を使っているので、メイフラワーの方が薄く作られているのかもしれません。

価格も考慮するとメイフラワーがコスパ良く扱いやすいので、メイフラワーがおすすめになります。

ウォックパン(深型フライパン)

※ウォックパンは28cmしかありませんので、このサイズで比較します。

メイフラワー

サイズ 全長48.3x幅28.7x高さ11.3x深さ7.4cm
重量 1030g
価格 8580円

ウッドビー

サイズ 全長46cm×幅28.7x高さ9.3cm×深さ7.5cm
重量 1040g
価格 10450円

 

ウォックパンとは、深型のフライパンのこと。

28cm同士で比較してみると、各サイズや重量はほとんど変わりません。

ただ、ウッドビーの方が0.1cmだけ深くなっていますね。そして、それが原因なのか重量はわずか10gだけメイフラワーの方が軽く。

ウォックパンで注目すべきは価格差。公式の価格ですが、メイフラワーの方が1870円ほど安くなっています。

サイズや重量ではそこまで差がないので、デザインが苦手で無ければ安価なメイフラワーの方がおすすめです!

評価:全種類で比べてみるとメイフラワーの方が安価でサイズは大きく軽い

メイフラワー・ウッドビー2つのシリーズを、大きさ・重量・価格の3項目でグリーンパン全種類で比べてみました。

サイズ・重量・価格を比べていくと、基本的にはメイフラワーの方が優れています。

サイズではほとんどの種類で、メイフラワーの方が大きめ。唯一ウォックパンではウッドビーが深さがありますが、それでも0.1cmとわずかな差です。

重量は全てにおいて、メイフラワーの方が軽いという結果になりました。これに料理の重さがプラスされるため、重いと筋力がない方は扱いにくいので力に自信が無ければメイフラワーがおすすめです。

ところで、先ほどサイズはメイフラワーの方が大きめと書きましたが、それにも関わらずなぜかメイフラワーの方が軽いという結果は不思議ですね。

この重量の差には、プラスチックよりも木材の方が体積が同じなら軽いのでその辺りの影響もあります。

ただ、種類によっては明らかに差があり過ぎるので、ウッドビーは本体の厚みがより厚く作られているのかもしれません。

ちなみに、メイフラワー・ウッドビーどちらも本体はアルミニウム合金で出来ています。

最後に価格についても、メイフラワーの方が全ての種類で安い!

町草
町草

機能的にはどちらもほぼ同じなので、複数揃えるならメイフラワーで統一するとコスパ良いですね。

③セラミックコーティング:どちらのシリーズも同じコーティング!

グリーンパンの調理器具は、どれもセラミックコーティングが施されています。

これはどのシリーズでも変わらないため、メイフラワーとウッドビーのどちらもコーティングは同じです。

このコーティングは、「サーモロン・セラミックコーティング」と呼びます。

どちらのシリーズも、内側だけでなく外側もセラミックコーティングがあります。外側にもあることで、汚れが付いても洗い落としやすくなっていますよ。

④持ち手:メイフラワーは木製で滑りにくく持ちやすい

2つのシリーズの大きな違いとして、持ち手の材質が違う点が挙げられます。

ウッドビーはプラスチックですが、メイフラワーは木材を使用しています。

この差について比較してみると、まず木材の方が同じ体積ならわずかに軽いので重量への影響があります。

そして、持ち手は掴むために作られていますが、木だと滑りにくく持ちやすいといったメリットにもなりますね。

両手鍋であるキャセロールについては、メイフラワーも持ち手がステンレスになっています。

これは、オーブンでも使用できるようにしたため。ただし、蓋はオーブンには使えないので注意してください。

ウッドビーのキャセロールは、持ち手がプラスチックのためオーブンでは使えません。

⑤リベット:リベットが無いのは両シリーズ共通

フライパンには、持ち手と本体をくっつけるためにリベットという金属が使われています。

お持ちのフライパンの持ち手の方の内側に、上の画像のような盛り上がった金属が2~3個ありませんか?

その盛り上がった金属がリベットです。

構造上リベットがあるのは仕方ないのですが、リベットがあると食品カスや油などが隙間に入り込んでしまうので少し不衛生になってしまうデメリットが……。

メイフラワーとウッドビーの2シリーズどちらも、リベットはなくなっています。これなら、隙間に食品カスが入らないので衛生的で洗いやすいですね!

⑥IH対応:どちらのシリーズもIHで調理可能

グリーンパンのシリーズはミニシリーズの一部を除いて、全てIHに対応しています。

そのため、もちろんメイフラワーとウッドビーどちらのシリーズも全種類でIH対応しているので安心してください。

このIH対応はマグニート加工と呼ばれていて、他メーカーのIH対応とは違う点があります。

一般的に、IHに対応させるには底面の一部に鉄板を埋め込む方法が使われています。

しかし、グリーンパンのマグニート加工は、鉄板ではなく粉末の金属を入れて範囲も広く埋め込む工法。

粉末にすることで軽量化でき、広く埋め込むことで温度差が生じにくいメリットがあります。

一般的な鉄板を埋め込んでいるタイプは、実は温度差が生じてひずみが起きるため底が急にへこむことがあります。

グリーンパンの場合はマグニート加工により温度差が生じにくいので、こういったへこみがあまり起きません。

⑦金属製の調理器具:どちらも金属製の調理器具は使用できない

金属製のヘラやお玉といった調理器具は、残念ながらメイフラワーとウッドビーどちらも使用できません。

グリーンパンのシリーズで金属製の調理器具が使用できるのは、ヴェニスプロやクラフトといった上位シリーズのみです。

何が違うのかというと、上位シリーズはダイヤモンド粒子を混ぜてコーティングをより頑丈にしているため。

なお、現在ではシリコン製の調理器具が増えているので、そういった柔らかい素材のものを使えば問題ありません。

⑧オーブン・食器洗い機:基本的には両シリーズとも不可だが……

まずオーブンですが、メイフラワーとウッドビーどちらも基本的には対応していません!

持ち手がプラスチックと木製ですので、オーブンに入れると溶けたり燃えたりしますので絶対に入れないようにしてください。

ただし、メイフラワーのキャセロールだけは、本体のみオーブンに入れて使うことができます。これは、オーブンの使用を前提に持ち手がステンレスに変更されているからですね。

なお、ウッドビーのキャセロールは、持ち手がプラスチックのままですのでオーブンに入れないようにご注意ください。

ちなみに、グリーンパンでオーブン可能になっているシリーズは、ヴェニスプロ・クラフト・パドヴァコレクションの3シリーズのみです。

続いて食器洗い機への対応ですが、こちらもメイフラワーとウッドビーどちらも不可となっています。

食器洗い機が使えるシリーズは、ヴェニスプロとクラフトだけになっています。

⑨人気:調査の結果メイフラワーシリーズの方が人気がある

どちらのシリーズが人気あるのでしょうか?

販売者ではないので正確なところは不明ですが、様々な点から総合的に調べるとメイフラワーシリーズの方が人気があると感じます。

根拠として、毎月ある16日のセールの翌日はメイフラワーは売れ切れが多いのですが、ウッドビーは売れ残っているものが結構あります。

そういった点から、メイフラワーシリーズの方が売れているため人気があると言えるでしょう。

今までメイフラワー・ウッドビーを比較して違いを見てきましたが、メイフラワーの方が優秀で安いのでこういう結果になるのも分かりますね。

総合評価:デザイン以外で見るとメイフラワーシリーズの方が優秀!

最後に、今までメイフラワー・ウッドビーの両シリーズを比較した総合評価をまとめます。

デザインは主観が大きいので、どちらが良いかは人によるため評価はできません。

ただ、性能を見ていくと、基本的にメイフラワーの方が上で優秀です。

特にサイズが大きいにもかかわらず軽くて扱いやすく、値段はウッドビーよりも安いためメイフラワーの方がコスパが良いですね。

総合評価としてグリーンパンを買うなら、以上の結果からメイフラワーシリーズがおすすめです!

グリーンパンってどれがおすすめなの?

もしグリーンパンが販売している調理器具で、どれを購入すればいいのか迷っている方がいましたらぜひ下のリンクより行ける別記事をご覧ください。

別記事「【料理歴10年が徹底調査】グリーンパンのフライパンおすすめ計15選!」を開く

料理歴10年以上ある管理人が、徹底的に調査しグリーンパンのおすすめを紹介しています。

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